2014.05.16

ミニ書斎にもピッタリ!アサダ材のシンプルデスクが完成しました。

家族みんなのデスクという名前で耳つきの板を使用した少し小さめのデスクを製造・販売しています。トチの板を使って製作して、吉祥寺ショールームで展示・販売していた家族みんなのデスク2台は、お陰様で気に入ったお客さまの所へと巣立っていきました。

そこでシリーズの新作を製作することになりました。シリーズ化をして様々な大きさのデスクを製作していきます。随時、新作を追加していきます。新作第一弾が出来上がりました。

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引き出し無しのシンプルなデスクにしています。リビングに置いて家族みんなで共有して使うことを想定して、シンプルなデザインにしています。パソコンを置いて使ったり、お子様が宿題をするために使ったり、お母さんがミシンを使って裁縫をしたりといろいろな用途で使えてあると便利なデスクになるはずです。もちろん、書斎において仕事や読書のためのデスクとして使用して頂いても構いません。
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前作の家族みんなのデスクの納品例です。旦那様の寝室のワークスペースにピッタリ収まるサイズでした。壁の収納とベッドの間の狭い空間ですが、立派な書斎に早変わりです。

最近は、個室でなくても廊下のちょっとしたスペース、リビングの隅に机を置いてミニ書斎、プチ書斎を作るという新しいスタイルも確立されてきました。そんなスタイルにもピッタリのデスクに仕上がっています。昨年出版された杉浦伝宗さんの『ミニ書斎をつくろう』(メディアファクトリー新書)が話題になりました。新聞の記事などでもミニ書斎についてよく取り上げられいました。紹介した納品事例の写真はまさにこのミニ書斎ですね。工夫をすればお金を掛けずに簡単な書斎の作り方などもいろいろな所で紹介されていますが、どうせ作るなら気に入ったかっこいいモノを使いたいという方も多いでしょう。そんな方にもオススメです。

さて、新作のデスクですが天板に使用したのはアサダという木材です。馴染みのない名前ではないでしょうか?
アサダはカバノキの仲間です。ウダイカンバと同じような赤褐色をしているのが特徴です。カバノキの仲間らしく繊細な木目は健在です。散孔材と呼ばれる種類の木で、水分を伝導する導管が狭いです。そのためスベスベした手触りが楽しめます。アサダはあまり大きくは成長しない木です。直径で60cmぐらいで大きい部類に入る樹種でしょう。木材としての強度があるのでフローリングに最適と言われる材でもあります。残念ながら産出量が少ないので、製品として安定して供給されるようにはなっていないようです。家具として同様であまり見かけることはありませんが、加工性も良く仕上がりも非常に綺麗です。もっと出回って欲しい材ですね。このデスクで使用した板も材木市場でたまたま見かけた1枚で、ソリウッドにはもう在庫はありません。また見かけたら仕入れます。
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どうですか?美しい木目だと思いませんか?ソリウッドでも扱いの少ない樹種ですので、どんな風に仕上がるがドキドキしていたのですが、予想以上に綺麗な木目が出ました。乾燥中に反りやネジレが多少出ましたが、平らにして45mmの厚さを確保できています。正面にくる耳の部分もワイルドで良い感じです。
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吉祥寺ショールームには22日の木曜日に届ける予定になっています。サイズ・値段等の詳細は22日以降にお知らせいたします。脚はホワイトオーク材で製作しています。家族みんなのデスクは随時新作を発表していきます。近いうちにトチ材で製作した新作が出来る予定です。そちらもお楽しみに。

瑞木@相模湖

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