2014.01.23

ダイニングテーブルの幕板は必要か!?

今日は、ソリウッドのwebサイトを閲覧して頂いている方が検索エンジンで入力したあるキーワードを深堀してみる企画第二段です。

 

前回は「2枚はぎ 欠点」でしたが、今回は「ダイニングテーブル 幕板」と「ダイニングテーブル 幕板なし」を取り上げます。ダイニングテーブルを探していく中で、どうして幕板があるものとないものがあるのだろうか?と疑問に思う方は少なくないと思います。

 

幕板って何?

そもそも幕板って何でしょう!?

 

三省堂大辞林によると

横に長く張った板。机の甲板の下に幕のように張った板など。

とあります。

 

写真で示すとこうなります。

 

では、この幕板はどのような機能を果たすのでしょうか?

 

幕板はテーブルのデザインや素材などによって役割は変わります。大まかにいうと以下の3つになります。

 

天板と脚を固定する

 

強度をもたせるため

 

無垢の板の場合、反り止めに使う

 

ですが、幕板が入ることによって不都合なことにもなります。

それは、天板の下に十分なスペースがないので、

 

椅子に座って脚を組めない。

 

肘掛け付きの椅子が入らない。

 

といったことがあります。また、四方に幕板を回すことによって脚が大きくなります。そのため、搬入に支障がでる場合があるのも幕板があることの欠点でもあります。

このように幕板に関しては、メリットデメリットがありますので、製作者側の考えがカタチになって現れる場所ともいえます。

 

ソリウッドでは、基本的にはダイニングテーブルの長手方向には幕板がないほうがいいと考えてデザインしています。

 

とはいえ、幕板があることのメリットは、幕板がないことのデメリットでもあります。そのデメリットを埋めるために、工夫を施しています。

 

天板と脚はプレートで固定する

 

幕板なしでも強度が保てる脚をデザインする

 

反り止めには、金属性の金具を天板に埋め込む

 

幕板をなくす反り止め

こうすることで、長辺方向に幕板がないダイニングテーブルを実現させています。

 

賢木@吉祥寺

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