2014.01.14

丸挽きしたミズメの丸太

丸太を製材する際にどう挽くか、いろいろな方法があります。が、1番シンプルなのは丸挽き(ダラ挽き)と呼ばれる方法です。

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端から一定の厚みで挽いていくやり方です。両サイドに耳( 樹皮がついていた部分)が付いた板目の板が数枚採れます。端の方は幅が狭めで中にいくに従ってだんだんと板の幅が広くなっていきます。

木口から見たところです。25/21という数字が書いてありますね。これはなにを示すかわかりますか?

原木市場に置いてある丸太の木口にはこのような数字が書かれていることが多くあります。この数字は丸太の大きさを表しています。

上のミズメの丸太だと、直径250mm/長さ2.1mということを示しています。丸太の大きさを算出する方法はいくつかあるようですが、末口の1番短い直径を丸太の直径とすることが多いようです。

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丸挽きした板を丸太一本ごと購入することは少ないで、こうした板を買った時は一度丸太の状態を再現してみます。すると、「ああ、こんなカタチの丸太だったのね。」「うわ、この部分に大きな節があったんだな」という発見があるので面白いのです。

明日から仕入れのために材木市場に行ってきます。新年一発目の仕入れですから気合いを入れて臨みます。どんな板に出会えるか楽しみです。

瑞木@相模湖

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