2018.10.05

グッドデザイン賞を受賞したAwazaMA01チェア。【No.2427】

ソリウッドで取り扱いのあるいのうえアソシエーツさんのAwaza Ma01チェアが2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。おめでとうございます。デザイナーの想いやグッドデザイン賞の審査員の評価などが掲載されているWebページがありますので良かったらそちらもご覧ください。

→2018年度グッドデザイン賞 Awaza MA01チェア

Awaza MA01チェアはAwazaシリーズの中ではコンパクトなサイズ感の椅子です。Awazaシリーズの椅子は腰への負担が少なくなるように設計された”腰の椅子”です。人間工学に基づいて日本人の体型に合う椅子として設計されています。Awazaシリーズ核となるAwaza LDチェアはゆったりと座れるようなサイズになっています。そのためちょっと大きめです。Awaza MA01チェアはAwaza LDチェアよりもコンパクトでありながら、腰への負担を最小限にしたデザインが誕生しました。

最大の特徴は背の形状です。あまり大きくしないけれどもしっかりと身体を支えたいというデザイナーの想いが現れています。背を小さくしすぎると肝心の腰を支えることができなくなってしまいます。そこで下に垂れ下がった形にすることで腰のあたりもしっかりと支えることができるようにしています。この形状によって安定して座ることができるわけです。

また背が少し前方に巻き込むような形になっているので肘掛け的な使い方もできるようになっています。コンパクトさを実現するためには肘掛けを無くさざるを得ません。でも、機能として肘掛けはあった方が良い。悩んだ結果、背の形状を工夫することで肘掛け的な機能も担うことが可能になっています。とてもよく考えられたデザインです。

Awaza MA01チェアはナラ材とウォールナット材から樹種を選択することができます。(近いうちにチェリー材も選択できるようになるかもしれません。) ファブリックは布、天然皮革から選択可能です。ラムースというスウェード調の人工皮革も用意されています。樹種やファブリックによって価格が変わります。税込み価格で7万円台前半から8万円台後半という価格帯です。

他の布生地よりもお値段は高くなりますが、ケアロップ社の布生地は発色が綺麗なのでオススメです。ネイビーやマスタードを選ばれる方が多いです。

今回グッドデザイン賞を受賞したAwaza MA01チェアをはじめ、Awazaシリーズの椅子はとても座り心地が良いです。長時間座ることも考慮して設計されています。座面や背に使われているクッション性の素材にもこだわって、ちょうど良い硬さの座面や背に仕上がっています。座ると腰が痛くなるという方は一度椅子を見直してみるのも良いかもしれません。椅子によって身体への負担量は全然違います。特に長時間座る方はしっかりと椅子も検討したいところです。

ソリウッドの吉祥寺ショップにはAwaza Ma01チェア、Awaza LDチェア、Awaza LDRチェアとAwazaシリーズの中核をなすモデルの見本を展示しています。他のメーカーの椅子と座り心地を比べることも可能ですので、ぜひ一度ためしに座りにきてくださいね。

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