2018.09.04

無垢材テーブルは色々な樹種から選択できます。【No.2396】

ソリウッドではオーダで製作する無垢材テーブルがメインの商品となっています。基本的にはオーダーを受けてから製作するので、樹種やサイズをお客様の希望するものを選択できます。オーダーを受けてから製作するので納品までは2~3ヶ月ほど時間を頂いています。その他にすぐに納品することが可能な完成品テーブルをあります。数は少なめですが、どれも一点物で実物を見られるというめリットがあります。その分、サイズは決まってしまっていますが…

オーダーで製作するストレートカットテーブル(いわゆる長方形や正方形のテーブル)は、定番の樹種の中から選択することが可能です。選択できる樹種は、チェリー材、ウォールナット材、メープル材、ナラ材、タモ材、クルミ材となっています。その他にもブナ材やカバ材でも製作可能です。(定番以外の樹種はその時に入手可能なら製作できます。)

定番の樹種は流通量が安定している樹種になります。主に北米産、ロシア産、東ヨーロッパ産などの木材になります。木材に関しては産地が明確になっていることが稀なので、おおよその推測や材木屋さんからの情報によります。人気の高いチェリー材とウォールナット材はともにアメリカ、カナダ産の木材になります。

定番の樹種は流通量が多くて、現在の段階では容易に仕入れることができる木材です。そのため、その都度必要量に応じて仕入れています。北米産の木材は特に供給量が安定しています。現在、日本国内で使用されている木材(家具用材)の中でも結構な量を北米産の木材が占めているように思われます。アメリカ、カナダは持続可能な林業が確立されていると聞きます。先祖代々、受け継がれる山を大切に管理し、次世代に残すやり方が可能になっているようです。自分の代ではこの区画を伐採して、次の代ではこの区画を伐採するという予定がちゃんと立ててあるそうです。その点、日本の林業を比較するとそうはなっていないように思われます。特に広葉樹林業の場合がそうです。山の保有者の意識も含めて持続可能な林業が確立されないと厳しいですね。

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こちらがチェリー材のストレートカットテーブルです。チェリー材は赤みのある褐色をしています。お客様の所にお届けるする時はこのようなオレンジがかった色をしています。でも、時間が経過するとともに色がどんどんと濃くなっていきます。最終的にはちょっと艶のある茶色になります。板によって多少の違いはありますが、チェリー材は色がどんどんと濃くなるのが特徴です。

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こちらはウォールナット材のストレートカットテーブルです。ウォールナット材は濃い茶色をしています。着色をしている訳ではないのにこの色です。クリアーのオイルを塗っているだけです。ウォールナット材は時間が経つと少し色が薄くなります。それに伴ってちょっと赤みが増します。ただ、チェリー材ほど劇的な変化ではありません。また、ウォールナット材は木の周辺部分(樹皮に近い部分)は色が薄いです。白っぽい色をしています。ウォールナット材で家具を作る際は色の薄い部分が表に出ないように木取りをしています。でも、裏に関しては色の薄い部分が混じることがあります。色の薄い部分は白太と呼ばれています。ウォールナット材の場合は白太部分も特に欠点があるわけではありません。ただ、色が薄いのです。ウォールナット材の産地である北米では白太を含めて使用するのが当たり前です。日本の場合は白太を省いた濃い色の部分だけを使用するのが慣例になっています。

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こちらはクルミ材のストレートカットテーブルです。ウォールナットとクルミはどちらもクルミの仲間です。でも、色がこれだけ違います。北米のクルミは色が濃いですが、日本やロシアのクルミ材は色が薄めの茶褐色になります。

無垢材のテーブルといっても樹種が変われば見た目の印象はだいぶ異なります。樹種は悩むポイントです。ソリウッドの吉祥寺ショップには定番樹種に関しては見本のテーブルが置いてあります。見た目、触り心地など実際に見て触って感じることができます。無垢材テーブルをお探しの方は是非一度ソリウッドの吉祥寺ショップにお越しください。

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