座り心地の良い椅子はこれだ ! 【No.2407】

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2018.09.15

座り心地の良い椅子はこれだ ! 【No.2407】

ソリウッドで取り扱っている椅子は国内生産品で、量販店で売られている海外製の椅子に比べると価格は高くなります。でも、デザイン性や座り心地、質感は間違いない上質な仕上がりになっています。お客様から「座り心地の良い椅子はどれですか？」「オススメの椅子はどれですか？」という質問を受けることがあります。単純な質問ではありますが、答えるのは結構難しい質問です。というのも、座り心地というのは個人の感覚によるものであって、感じ方は人それぞれ違います。座り心地に大きく影響するのはその椅子と座る人の身体がマッチしているかです。なので科学的な根拠によって説明できるわけではありません。座面が柔らかい=座り心地が良いわけでもないですし、座面が硬い=座り心地が良いわけでもないです。柔らかい座面が心地よいと感じる人もいますし、硬い座面が心地よいと感じる方もいます。

なので、先ほどの質問に対する回答はどうしても”私個人的には”という言葉をつけなくてはいけません。という前提で今日は「座り心地の良い椅子はどれですか？」という質問に答えてみます。

座り心地の良さではAwaza LDチェアが一番だと思います。座面と背が大きくしっかりと身体を支えてくれます。背は大きい方が面で身体と接触するのでより快適に感じます。背が細いタイプは見た目はスッキリしていて良いですが、座り心地の面では広い背には敵わないです。細い背はどうしても点で身体に接触するので、少し違和感を感じてしまいます。

こちらがAwaza LDチェアです。広い背が頼もしく感じます。Awaza LDチェアの背は背中の下の方も支えてくれるので安心感が違います。背中の上の方だけしか接点がない椅子は少し不安感があります。

構造的にも安心できる設計になっています。最近の椅子は脚部の貫を省略するケースが多いです。デザイン的に貫がない方がしっきりしてカッコイイですし、製作コストも削減できます。しっかりと組み立てがされていれば強度的には貫がなくても充分という判断だと思います。でも、貫があったらあったで強度は増すので安心できます。Awazaシリーズの椅子は脚部の貫が入れられているので、製作者の強い意図があると思います。

Awaza LDチェアの座面もとても良い仕上がりです。硬すぎず、柔らかすぎずでちょうど良いと感じます。ファブリックの中に入れてあるウレタンフォームも厚みのあるもので長時間座っても疲れにくい仕組みになっています。座面の中がどうなっているかはなかなか知ることのできない要素ですが、Awazaチェアはそのあたりもしっかりと考えられています。

Awaza LDチェアで選択できる樹種は3種類です。ウォールナット材、チェリー材、ナラ材の3樹種から選択できます。選択できる幅は多くないですが、人気の樹種は含まれているので問題ないかと思います。塗装はオイル仕上げかウレタン塗装かを選択できます。テーブルの仕上げ方法に合わせて選択することが可能です。座面ファブリックも布、天然皮革、人工皮革と種類も多めです。布ファブリックは海外製の発色の良い生地も用意されています。人工皮革はスエード調のもので耐久性に優れているというものが選択できます。ペットを飼われている方でファブリックを破られたり、汚されたりされて困っているという方は検討してみると良いかもしれません。

価格は1脚81,000円からとちょっと高い価格帯ではあります。しかし、座り心地の面では他の椅子と比べると頭一つ抜けている点と大きめにゆとりあるサイズ感であることを考慮すると納得できる価格かなと考えています。

というわけで、科学的根拠に基づいた説明ではなくあくまでも私の感覚に基づく意見ではありますが、「座り心地の良い椅子はどれですか？」という質問への答えを書いてみました。