2018.09.14

ソリウッドで取り扱う椅子はスポーツ用品なら中級者、上級者向けモデルの価格帯です。【No.2406】

スポーツ用品は価格帯で初級者向け、中級者向け、上級者向けと別れているケースが多いですよね。例えば釣り用品。糸を巻くリールという道具があります。リールは1000円台のものから7万円を超えるものまで様々な価格のリールが販売されています。日本では2大メーカーと言われているシマノとダイワでさえ、低価格帯のもので3000円くらいで買えるものもあります。でも、ある程度釣りをしたことのある人は最低でも1万円くらいするものを買った方が良いという人が多いです。低価格帯のリールは操作性があまり良くなく、ライントラブルという糸がらみが発生しやすいそうです。釣りをしたことのない人は最初はあまりお金を使いたくないので安いリールから始めがちですが、安いリールを使うことでライントラブルが起きて、釣りどころではなくなるケースも多々あるようです。ライントラブルに見舞われると釣り=楽しくないってことになって、もう釣りに行きたくはならないですよね。なので、ある程度釣りをしている人ははじめてでもシマノやダイワの1万円程度のリールを買った方がいいというアドバイスをするわけです。

ソリウッドで扱っている家具は、スポーツ用品でいうと中級者向け、上級者向けの価格帯になります。はじめて1人暮らしをする学生さんが使う家具をいきなりソリウッドに来て注文するというケースは稀です。中には親御さんに連れらて、「良い家具を長く使った方がいい」ということで注文されることもありますが、これは極めて珍しいケースです。(私たち的にはこういう親御さんが増えてくれると嬉しいです。)

最初は家具の量販店で海外製の家具を揃えるケースが多いでしょう。しかし、家を購入したりする年齢になるとそれらの家具では満足できなくなった方が次に揃える家具としてソリウッドで購入されるというケースが多いです。

椅子も価格帯では中級者モデル、上級者モデルと分類できるものを取り揃えています。椅子の価格帯を勝手に初級者向け、中級者向け、上級者向けに分けてみます。初級者向けは1脚5万円以下、中級者向けは1脚5万~10万円以下、上級者向けは10万円以上ですかね？

国内生産品で広葉樹材を使用した木の椅子を製作して販売するとなると1脚5万円以下にするのはかなり難しいです。国内生産はどうしても海外生産に比べると人件費がかかります。外国からの輸送費を合わせても国内生産の方がコストがかかってしまいます。しかし、海外製の場合は製造の質は少し劣ります。まだまだ現地の質のコントロールをするのが難しい状況かなと感じています。よってソリウッドで扱う椅子は全て国内生産品ですので、1脚5万円程度します。(中には樹種、ファブリックによって4万円台のものもあります。)

初級者モデルの価格帯の椅子の中には、接合にボルトを使っているものもあります。しかし、使っていくうちにボルトは緩んできますし、長く使うとなるとガタがきやすいそうだなと感じます。もちろんそうした椅子でも割り切って使うのに問題ないです。

しかし、長く使いたいとなるとやはり中級者向けモデル以上のものを購入した方が良いと考えています。中級者向け以上のモデルは座り心地やデザイン、耐久性のバランスに優れています。初級者モデルの価格帯はどれかを犠牲にする必要が生まれていきます。中級者向け価格帯の椅子は座り心地、デザイン、耐久性のどれもある程度のランクで揃えられます。その中でどれかに重点を置いて開発することもできます。

上級者向けクラスになると一部を突出させて尖らせたモデルになります。木製の椅子でいうならカーブを多用して身体にフィットされて作られた椅子、天然皮革を座面に用いてラグジュアリー感を増した椅子などになります。

というわけで今回はソリウッドが扱う木の椅子の価格帯についてスポーツ用品と照らし合わせて考えるとこんな感じという話を書いてみました。

 

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