2018.07.20

夏はスッキリ板座面の椅子もいいですよ。【No.2350】

先日のブログで座面ファブリックが豊富な宮崎椅子製作所を紹介しました。

選択できるファブリックが豊富な宮崎椅子製作所の椅子。【No.2247】

ソリウッドで取り扱っている椅子メーカーは全部で3社あります。その内の一つが宮崎椅子製作所で、後の二つはISU-WORKSといのうえアソシエーツさんのAwazaチェアになります。

ISU-WORKSの椅子は板座面が選択できる椅子が多いことが挙げられます。宮崎椅子製作所の椅子は板座面が選択できる椅子もありますが、ごく限られたモデルのみで多くはファブリック張りの座面になります。Awazaチェアはファブリック張りの椅子がほとんどです。

そんな中でISU-WORKSの椅子は板座面が選択できる椅子が多くラインナップされています。

ISU-WORKSの椅子を製作するのは北海道津別町にある山上木工さんです。椅子を設計しているのは北海道札幌市在住の木工家・高橋三太郎さんです。木工家と木工所がタッグを組んで製作している椅子なので、木材へのこだわりがあります。そのため板座面を選択できる椅子が多くラインナップされているのです。板座面の椅子は座り心地の面では、ファブリック張りの椅子に負けてしまうかもしれません。でも、見た目のスッキリ感や張り替えの必要がない、夏でも座面が爽やかというメリットもたくさんあります。

板座面の椅子と言うと、お尻の形に座面が彫られているのを想像すると思います。
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TACチェアの座面はみなさんがイメージする板座面に近いかと思います。お尻の形というわけではないですが、少し彫り込んであります。板座面は無垢材の板なので重くなってしまうのが難点でもあります。重厚感はあるんですが…

従来の板座面とは違う形状の板座面が採用されているISU-WORKSの椅子もあります。
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Gシリーズの板座面です。薄い板が隙間を空けて並べて固定されています。この方法だと板座面のデメリットである重さをある程度解消することができます。実際にGシリーズの板座面椅子は持ってみてもそれほど重さを感じません。

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こちらは板座面のMAGチェアです。見た目もスッキリして良いです。写真ではちょっと分かりにくいですが、表面に鋸痕がつけられています。その鋸痕のおかげでお尻が滑りにくくなっています。

Gシリーズよりも大きめにデザインされているNシリーズの椅子にも板座面がラインナップされています。
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こちらがLENチェアの板座面です。Gシリーズの板座面よりも少し重厚感があります。こちらも数枚の板を隙間を空けて並べて固定してあります。Gシリーズの座面は枠の中に板が収まっていますが、LENチェアは枠の中に収まっていないのでより板の感じが目立つようになっています。

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後ろ側は綺麗なカーブになっています。綺麗に並んでいます。こういうところにもISU-WORKSの丁寧なモノづくりの精神が現れていますね。

暑い日が続いています。暑い日はできるだけサラッとしているものに触れたいですよね。私も自宅で使用しているMAYチェアはウールが混じっているファブリックが張られています。見た目は冬のイメージ何ですよね。なので夏の暑い時は一瞬座るのを躊躇してしまいます。実際には座ってみると暑さを感じることはないのですが…イメージは結構重要です。板座面だったら夏の暑い日でも躊躇なく座れるかななんて思っています。

というわけでISU-WORKSの板座面について紹介しました。木が好きな人、夏場も爽やかな気持ちで座りたい方など板座面もぜひ検討してみてください。

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