2018.07.05

チェリーの色味は好きだけど、もう少し明るい感じのテーブルが欲しいという方には【No.2335】

ソリウッドでは、最近チェリー材での家具のご注文が増えています。数年前までは、数の上ではウォールナット材のご注文が圧倒的に多かったのですが、徐々にその差はつまり、今ではチェリー材のほうが上回ることが多いです。チェリー材の魅力はスベスベに仕上がる木目の細やかさと経年による色味の変化かなと思っています。チェリー材の経年変化は著しく、完成当時は淡いピンク色っぽい色味をしていますが、だんだんと濃くなりオレンジ色の強い茶褐色になります。同じ北米産の散孔材であるブラックウォールナットと比べると、赤みが強い印象です。数年経ったチェリー材は熟成感といった感じで使い込んだ感じがでます。

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こちらは現在吉祥寺ショップで完成品として販売しているチェリー材の耳つきテーブルです。5枚はぎと使用している板は多いですが、薄めですっきりとした印象の耳つきテーブルです。通常、注文で製作する場合W1350というサイズは作りにくいサイズで、2メートルくらいある板から製作することが多く、余ってしまう部分が多くなりその分コストパフォーマンスが悪くなってしまいがちです。今回は完成品ということで、サイズに見合ったお求めやすい価格(¥173,880(税込))になっています。

C120 小さめサイズのチェリー材耳つきテーブル

ただ、チェリー材の色味は好きだけど、全体的には赤色が目立つのは嫌だ、もう少し明るい印象のテーブルが良いといった意見もあるかと思います。そんな時は、カバ材なんてどうでしょう?

カバ材は、硬くて表面はスベスベに仕上がります。家具の材料としての知名度はあまり高くありませんが、フローリングなどにも使われていて、製作する上でも扱いやすい類の材です。ただ、着色しないでそのまま使う場合は、中心部分と外側の部分の色の違いが少しネックになります。カバ材は中心部分がやや赤味のはいった淡い茶褐色、辺材とよばれる外側の部分は淡いクリーム色をしています。カバ材はあまり太くなる木ではなく、製材されている材をみると白い部分が多くでてきます。色を統一するために赤味の部分だけを使うとなると歩留まりがかなり多くなってしまい、非効率です。そこで、家具に使う場合は赤と白の部分を混在して使うことになります。

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結果、ダイニングテーブルだとこんな感じのストライプちっくな柄のテーブルになります。チェリーやウォールナット材のテーブルに比べると可愛らしい感じになると思いませんか?赤味の部分はチェリー材に近い色味ですが、白い部分が入ることでマイルドになり、印象もだいぶ明るくなります。また、カバ材はそこまで経年変化はしないので、チェリー材のようにどんどん濃くなるといったことはありません。まさに冒頭でもいったように、チェリー材の色味は好きだけど、もう少し明るい感じのテーブルが欲しいといった場合には最適ではないかと考えます。

K121 ストライプ模様が綺麗な耳つきテーブル

上の写真も吉祥寺ショップで完成品販売している耳つきダイニングテーブルでこちらのサイズはW1500になります。W1500まであると肘掛けのある椅子2脚を並べることも可能で、少し余裕のある4人がけとして使い勝手は良い感じになります。こちらのテーブルも耳つきテーブルとしてはお求めやすい価格の¥166,320(税込)となります。脚は今のところ完成品販売専用の八の字型の脚がついています。材は天板と同じカバ材です。

今回ブログ中で紹介したチェリー材の耳つきテーブル(C120)とカバ材(K121)の耳つきテーブルはいずれもテーブルの状態で吉祥寺ショップに展示しています(7月5日現在)。いずれも綺麗な感じに仕上がっていますので、このぐらいのサイズで軽めな印象の耳つきテーブルを探しているという方にはオススメのテーブルです。関東地方への送料はサービス(無料)となりますので、ぜひご検討頂ければと思います。

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