2018.04.11

ソリウッド定番の4つの4本脚【No.2250】

ソリウッドで販売している無垢材テーブルは、天板と脚が取り外せるように設計されています。マンションなどの集合住宅が多くなったことでエレベーターや階段などあまり広くないところを通らなければ搬入出来ないケースがほとんどなので、はじめから天板と脚を外した状態で搬入するようにしています。また、脚の取り付け方にも工夫をしています。よくある市販の金具を使うのではなく、金属製のプレートに脚を固定し、そのプレートごとに天板裏に4〜6本のボルトで固定する方法を採用しています。たくさんのボルトで固定することで、天板と脚の接合部分の緩みを発生しづらく、テーブルが揺れないようにしています。この方法は無垢材テーブルを製作する上で、様々な経験を通してあみだした方法になります。金属製のプレートはオリジナルなもので、長年付き合いのある鉄工所に作って頂いています。

 

ソリウッドの定番の脚のデザインは4つのタイプがあります。通常値付けをしているテーブルは、4本脚込みの価格となり、定番の4つのタイプから選んで頂くことになります。定番以外のデザインで脚を製作することも可能です。その場合は別途見積りをさせて頂きます。引き合いが多いのはI字型の2本脚です。2本脚は製作実績もある程度あり、過去に製作したものを提示しその中で選んで頂くか、それをベースにお客様と相談して新しいデザインにするかといった具合になります。

 

それでは、定番の4タイプの脚をみていきます。

 

◆80mm角4本脚(Type ST)

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最もオーソドックスな角脚。安定感抜群でロングセラーな脚です。シンプルですが、見た目の安定感もあり、どっしろとした印象にもなります。

 

◆斜めテーパー4本脚(Type T)

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80mm角脚よりもスリムな脚を少し角度をつけて取り付けています。斜めに脚をつけることで、突っ張る様子も加わるので、揺れも気になりません。W1500程度までの天板であれば、脚がやわな印象には全くならず、最も相性の良いサイズになります。

 

◆3点ほぞ4本脚(Type X)

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ソリウッド以外では見ることはほとんどないデザインの脚です。2枚の板を3箇所のほぞ組みを使ったコマでつないでいます。脚の真ん中に隙間ができることにより角脚の野暮ったさをなくしています。また、脚の角度を45度ずらすことにより、脚が目立ちにくいようにしています。

 

◆幕板テーパー4本脚(Type MT)

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短手となる辺にのみ幕板がつくタイプの脚です。斜めテーパー脚と同じようなテーパー脚になりますが、こちらは斜めにはなっておらずまっすぐに脚をおりています。そのままだと脚が細い分、揺れてしまう恐れがおるので天板の付け根部分に幕板といわれる板をつけることで補強をしています。この幕板のおかげでテーブルに安定感がでて揺れることもありません。

 

また、この他に現品販売するテーブル用にデザインした八の字型の脚がついたテーブルも今後吉祥寺ショップに入荷する予定です。

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