2018.04.09

便利な回転機能が備わった木の椅子。【No.2248】

椅子という家具はなかなか奥が深いものです。座り心地という私たちの身体に直結することもあり、関心が高い人も多いです。本屋さんに行くと椅子関連の書籍が並んでいます。大きな書店であれば棚1段2段くらいは椅子関連の書籍が置かれています。(テーブルに関する書籍はほとんどありません。)

ソリウッドでは国内生産されている椅子メーカー3社の椅子を取り扱っています。選んだ基準はソリウッドが製作する無垢材テーブルに合うかどうかです。ソリウッドでテーブルを注文される方の多くはオイル仕上げを選択されています。なので、オイル仕上げか同等の仕上げをしている椅子かどうかというのが重要になります。宮崎椅子製作所の椅子は蜜蝋ワックス仕上げ(オイル仕上げ同様に塗膜を作らないタイプの仕上げ方法)、ISU-WORKSの椅子はオイル仕上げ、Awazaチェアはオイル仕上げかウレタン塗装かを選択できます。

Awazaチェアは”腰に優しい”がデザインコンセプトになっている椅子です。Awazaと書いてアワザと読みます。Awazaチェアにいくつかのタイプがありますが、ソリウッドで取り扱っているのはAwaza LDチェアとAwaza LDRチェア、AwazaMA01チェアの3種類です。

この中で人気が高いのがAwaza LDRチェアです。このLDRチェアはなんと回転機能つきです。オフィスチェアでは当たり前の機能ですが、ダイニングチェアしかも木の椅子ではなかなかありません。他に類似品がないのも手伝ってか受注数はどんどん伸びています。Awazaチェアの開発者、井上昇さんから「Awaza回転椅子は売れ行きが好調です。」と聞いても少し疑っていました。「値段も高いのし、回転する必要あるかな…」と思っていました。ソリウッドで取り扱いを始めたばかりの頃は注文も入らず、「やっぱり…」と思っていました。でも、しばらく経ってから一度注文が入ると徐々に注文数も増えてきました。

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Awaza LDRチェアは回転するというのが特徴です。当たり前ですが… しかし回転するからと言って他の部分が妥協されている訳ではありません。実際の座りに関する部分はAwaza LDチェアと同様の作りになっています。

Awaza LDチェアとAwaza LDRチェアに共通している”座り”の部分ですが、座面と背が広いです。座面が広いとゆったりと座ることができて良いです。背が広いと支えてくれる部分が広くなるので、安定感が増します。背は点や線で支えてくれるより面でしかも広い面で支えてくれた方が安定します。しかし、座面や背を広くするとデザイン上の問題点や製造コストが高くなるといったデメリットもあります。Awazaチェアは”腰に優しい”がデザインコンセプトになっているので、そうしたデメリットも含めて、”座り”を重視した椅子に仕上がっています。

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ソリウッドで取り扱っている他の椅子と比べてもAwazaチェアは重いです。特にAwaza LDRチェアはとても重く感じます。回転する機能を持っているので、しっかりとした重量がないと回転に耐えられません。(回転機構の金具が重いというのもあります。) そのためAwaza LDRチェアは頻繁に持ち運んで使用するのには向いていません。

回転するので立ち座りが楽になります。椅子を動かさなくても立ったり、座ったりできるのが便利です。また、簡単に体の向きを変えられるのでダイニングテーブルに座りながらリビングのTVを見るといったこともできます。そもそも名前につけられているLDはリビングダイニングを表しています。設計自体はリビングでもダイニングでも使える椅子ということです。そこに回転機能が加わってさらに使い勝手がよくなっているという訳です。

Awaza LDRチェアはナラ材、ウォールナット材、チェリー材の3樹種から選択可能です。座面ファブリックも天然皮革、布、スウェード調の人工皮革と色々と揃っています。天然皮革で上品な雰囲気にするのも良いですし、デンマーク製の発色が綺麗な布座面にするのも良いでしょう。価格は、選択する樹種やファブリックで異なります。消費税8%込みで91,800円からとなっています。お値段は高いですが、しっかりとした作りと座り心地の良さから多くのお客様に満足して頂いています。

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