2017.06.08

無垢ウォールナット材のダイニングテーブル【No.1943】

無垢材のダイニングテーブルをご検討されている方は、「ウォールナット材」という単語を見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?いまや、無垢材家具業界では、知らない人はいないであろう人気樹種で、ある樹種を専門に扱っている家具工房でなければほぼラインナップされているといっても過言ではないでしょう。もちろん、ソリウッドでもウォールナット材のテーブルや本棚を製作しています。ここ数年は不動の人気ナンバー1の座に君臨している樹種です。去年ぐらいからはこれまでの圧倒的な人気はややおさまりつつあり、月によってはチェリー材のほうがご注文数が多いといった傾向になりつつはあります。

今日はあらためてウォールナット材の特徴とソリウッドで製作しているウォールナット材のテーブルについてまとめてみようと思います。

ウォールナット材といわれているものはそのほとんどが北米で生産されているブラックウォールナットという樹種です。その名の通り、黒に近い茶褐色をしています。ウォールナット材の最大の特徴ともいえるこの濃い色味が、ウォールナット材が人気ある樹種の理由といっても良いと思います。また、近年無垢材家具の仕上げとしてオイル仕上げが人気になっていますが、オイルとの相性が良いともいえる材です。ウォールナット材は導管と呼ばれる水分や養分を運ぶ管が細く、規則的に並んでいるわけではないので、木の表面に細かい番手のペーパーをあててあげると非常に滑らかな肌触りになります。そこに、天然由来のオイルを染み込ませるとしっとりとしたスベスベの感触になります。導管が太い樹種だと、表面に導管があり、よくみると微妙な凹凸ができる樹種もあります。

ソリウッドでは、このウォールナット材を使って2種類の無垢材テーブルを製作販売しております。

1つは四角くカットされた板をつかった長方形もしくは正方形のテーブルです。ソリウッドではこれらをストレートカットテーブルと称して、お客様のご希望に応じてサイズオーダーで製作しています。おおよそ800mm〜2200mm程度の大きさでご要望のサイズで製作することが可能です。比較的数多くご注文頂くのがW1500程度の4人掛けテーブルです。ウォールナット材の場合、天板の厚みが30mmと40mmのどちらかを選ぶことが出来ます。天板の厚みは見た目の問題だと思ってください。薄い30mmでも強度的には十分です。よりどっしりと重厚感のあるテーブルがご希望でしたら40mmを、スッキリとしまった感じに見せたい場合は30mmを選択頂ければと思います。

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こちらは厚みのあるほうの40mmの天板がついたストレートカットテーブルです。

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そしてこちらが厚み30mmのほうのテーブルです。こうしてみるとスッキリとした印象になるのがわかって頂けると思います。

もう1つの耳つきテーブルは、木の樹皮の部分のカタチをそのまま残したタイプの天板になります。こちらはその都度、在庫状況により製作可能かどうか変わってきます。少し前は耳つきテーブル用のウォールナット材を入手するのに少し苦労しちょうどよいものが在庫出来ていない状況が少し続きましたが、現在ではいくつかのセットが提案可能です。ウォールナット材の耳つきの場合、ストレートカットテーブルと大きく違うのが天板の端に幅数センチの白っぽい部分が現れることです。これは白太といってどのウォールナット材にもある特徴で樹皮に近い部分がどうしても白くなります。見た目的には少し重厚感は薄れますが、黒と白のコントラストが効いてシャープな印象を与えます。

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こちらは現在吉祥寺ショップに展示中のウォールナット材耳つきテーブルで、私イチオシのW93テーブルです。木目がわかるようにサッと表面を削ってみると良質なウォールナット材にある独特のツヤというか色に深みがあります。なかなか写真では伝わらないので実物を見て頂ければなと思います。長さはW1500〜1650程度までとれますが、幅は若干狭めでD800mm程度になります。それでも4人掛けのダイニングテーブルとしては使って頂けるとサイズです。先述した通り、両端は色が薄めの部分があります。それと幅をとる為に中央部分にも若干白太が残る予定です。ですので、中央部分に少しアクセントのある天板になるかと思います。

賢木@吉祥寺

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