2016.12.26

ソリウッドのブログを訪れる方が検索しているワードについて。【No.1779】

ソリウッドのホームページを訪れる方の多くはブログページをご覧になっています。おそらく検索エンジンで検索してヒットしたページに飛んでいると思われます。検索ワードは多岐にわたっていて「こんな言葉でも調べているの?」と思うものも結構あります。ソリウッドのページを訪れる方の多くは樹種名で検索しています。検索ワードの一覧を見てみると”ウォールナット””タモ材””タモ材とは””オーク材”などといった言葉が上位に来ています。やはり皆さん樹種のちがいについて関心があるのかと推測しています。

“世界三大銘木”リューベ単価”といった検索ワードからソリウッドのページに来ている方も一定数います。どこかで聞いた言葉を改めて検索しているのでしょうか?”リューベ単価”なんかは木に関して学んでいる学生さんとかが検索している可能性もありますね。今日のブログではこうした検索ワードについてヒットするブログエントリーの紹介とその内容のダイジェスト版にしてみます。

“ウォールナット”で検索すると上位でヒットするページはこちらの2つです。

ウォールナットとチェリーで悩んだら
“クルミ”材と”ウォールナット”材の違いは?【No.1511】

『ウォールナットとチェリーで悩んだら』は2014年6月にアップしたブログエントリーです。人気の2樹種で迷う方がいるので、そうした方向けに書いたエントリーです。ウォールナット材とチェリー材の共通点と異なっている点を紹介しています。ウォールナット材とチェリー材は共に北米産の散孔材。アメリカ、カナダの東側が主な産地なのは一緒です。産地が近いので日本に輸入する際にコンテナに混載されることが多いと聞きます。ウォールナットの丸太だけでコンテナが埋まらない時にチェリー材の丸太も積んで空間を埋めるそうです。産地が近いからこのような対応ができるようですよ。散孔材は導管が狭く規則的に並んでいないものを指します。導管が狭いので表面の凹凸が少なく手触りがスベスベしています。また導管が規則的に並んでいないので木目が比較的曖昧に見えます。

『”クルミ”材と”ウォールナット”材の違いは?【No.1511】』は2016年4月に書いたブログです。タイトルの後に番号が記載されているエントリーは比較的最近に書かれたものです。このエントリーでは国産・中国産・ロシア産のクルミ材(オニグルミ)と北米産のウォールナット材の違いについて書いています。単に日本語か英語かの違いだけではなく、業界内では指している材が違います。クルミ材はオニグルミという木を指しています。ウォールナット材は北米産のブラックウォールナットを指しています。同じクルミの仲間ですが、材の色が全然違います。本当に同じクルミの仲間なの?と疑いたくなるぐらい色が違います。違いが気になる方はぜひこのエントリーをご覧下さい。

“世界三大銘木”で検索すると『世界三大銘木のうちのひとつと言われるウォールナット材とはどんな材なのか。』が上位でヒットします。常にそこそこ検索されているようでソリウッドのブログ内で多く読まれているエントリーの上位15位以内にランクインされるエントリーです。世界三大銘木と呼ばれている木はウォールナット・マホガニー・チークです。この3つの樹種を紹介する際には必ずといって世界三大銘木のひとつと記されています。なので、多くの方が目にする言葉なので検索数も多いのでしょう。ただし、世界三大銘木という言葉には注意が必要です。なぜなら調べてみても、いつ・どこで・だれが使い始めたのかが分かりません。なぜこの3樹種なのかを記した記事なども見当たりません。個人的な印象としては”世界三大銘木”という言葉が1人歩きしている感があります。数は少ないですが、英語で書かれた樹種図鑑で調べてみると、Walnut・Teak・Mahoganyの項目に世界三大銘木について触れられていることはありませんでした。推測するに日本国内だけで通用する”世界三大銘木”なのではないでしょうか。

161227_1.jpg

今回は2つの項目を取り上げてみましたが、もう少し取り上げてみたい項目があるので続きはまた今度書く事にします。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest