2019.06.10

“クルミ”材と”ウォールナット”材の違いは?

※2019年6月11日改訂 : 内容の一部を変更しました。

新築マンションに引っ越しをしたお客様のお宅にクルミ材の無垢材テーブルを納品致しました。

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クルミ材テーブル W1600×D850×H700 t=28mm 80mm角4本脚(Type ST)

ソリウッドで定番樹種としてクルミ材を扱い始めたのは最近のことです、クルミ材のテーブルの受注が増えています。

家具業界・材木業界で”クルミ”というとだいたいオニグルミという木のことを指します。クルミ材は少しくすんだ若干赤っぽい茶褐色をしています。

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少し色ムラが出たりしますが、とても良い雰囲気が出ます。

クルミ材の人気の秘訣は、クルミ材が醸し出す優しい雰囲気だと思います。

クルミ材は広葉樹材としては少し柔からめです。といっても家具として使用するには十分な強度はあります。加工性もよくて、仕上がりも綺麗です。クルミ材は散孔材に分類されます。が、散孔材にしては導管は太めで木目は適度に目立ちます。手触りはすべすべで触っていると気持ち良いです。

クルミは英語にすると”walnut”です。ウォールナットと読みますね。

木材や家具の世界で”ウォールナット”と表記すると北米産のブラックウォールナット材のことを指します。ソリウッドでも”ウォールナット”は北米産のブラックウォールナット材のことを指しています。

クルミとブラックウォールナットは同じクルミの仲間です。でも大きく違う点があります。

それは“色”です。

ブラックウォールナットはその名の通り、黒っぽい色をしています。完全に黒ではありませんが、濃いめの茶褐色です。
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こちらがウォールナット材のテーブルです。

どうですか?

クルミ材と比べると全然色が違いますよね。

「着色されてあるのですか?」と質問されることもありますが、着色はしなくてもこういう色をしているのがブラックウォールナット材です。

クルミ材の家具は、どこかホッコリとした優しい雰囲気を持っています。一方、ブラックウォールナット材はシックでモダンな雰囲気をもっています。

ダイニングテーブルは明るい色にしたいと思っている方は結構いらっしゃいます。そうした方にはクルミ材はオススメです。クルミ材ダイニングテーブルを納品したお部屋は、フローリングが濃いめ(ウォールナットっぽい)の色でした。フローリングに合わせてウォールナット材のテーブルにしてももちろん問題ないんですが、それだと全体的に暗くなりすぎてしまう恐れもあります。

逆にウォールナット材の納品事例の写真のお宅はフローリングが白っぽい色をしていました。このようにフローリングの色と対照的な色のテーブルを選択するというのもアリです。

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