2016.10.25

宮崎椅子製作所さんのPePeアームチェアの取り扱いが始まりました。【No.1717】

宮崎椅子製作所さんのPePeアームチェアの取り扱いがソリウッドで出来るようになりました。PePeチェアは宮崎椅子製作所さん、最大のヒット作といっても過言ではありません。人気でロングセラーの椅子を取り扱いできるのはとても嬉しいことです。吉祥寺ショールームに展示するPePeチェアが既に到着しています。

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脚の部材は丸くなっています。丸い脚だと優しいイメージがしますね。肘掛けの部分は肘の当たりがよくなるように少し四角っぽく変化しています。座面を固定する貫や背を必要以上に丸くしていないので、全体的な印象は柔らかくなりすぎずに割とカチッとした印象です。いろいろな角度から眺めてみましたが、この角度から見るプロポーションが1番美しく感じました。椅子は正面から見ることはほとんどないので後ろや斜め後ろからのプロポーションが大事になってきます。やはり良く目にする角度からのプロポーションが気に入らないと愛着が持ちにくくなってしまいます。

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腰掛けてみるとこんな感じです。座ってみて驚いたのは座面がとてもフィットしたことです。途中で仕様変更があり、現行モデルは少し座面が厚くなっているようです。その変更がとても効いているように感じました。私の感覚では座面が硬すぎず、柔らか過ぎずでちょうど良く感じました。ただ、お尻の感覚は人それぞれ違いますので、選ぶ際にはちゃんと試座してみる必要があります。このPePeチェアを箱から取り出して最初に座った時に、「おお、座面の硬さがベスト」と感じました。長い時間座っていても疲れを感じさせない座面なのではないかと思っています。

私の身長は170cmです。私の体格だとすこし腰掛けの位置が低いかなと感じました。グデっと座った時(ソファに座る時のような体勢)だと低くは感じないですが、キリッと座った時には少し低いなと感じました。でも、同じ身長でほぼ同じ体型をしている賢木@吉祥寺はそうは感じないと言っていたので、こうした感覚も人それぞれなのでしょう。

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さてこのPePeチェアですが、材はケヤキ材です。ケヤキ材の椅子というのは珍しいと思います。宮崎椅子製作所さんもケヤキ材をラインナップに取り入れたのは最近のことです。宮崎椅子製作所さんは海外でも展示会をしています。そういう場で日本の木材を使ってアピールすることが必要だったのではないかと考えています。真の理由は分かりませんが、日本を代表する木材であるケヤキをラインナップに加わったことはとても良いことだと思います。ケヤキは比較的太く成長する木です。太い丸太が数多くあるので、1枚板テーブルなどに使用するのがメインになっています。そのため厚めに製材することが多いんですね。椅子に使用する材は34mmとか45mmに製材された板が多いはずです。あまり薄く製材されているケヤキ材は少ないので細かいモノにケヤキが使われることって意外と少ないんです。その影響もあってケヤキ材の椅子はあまり作られたいないんだと思います。

ケヤキ材は橙色をしています。色の濃い薄いがある木です。より濃い色の方が価値があると言われています。個体差が意外とあるので色は部材によって少し違いが出ることがあると思います。環孔材であるので木目はクッキリと出ます。テーブル天板などだとかなり木目が目立ちます。ケヤキのテーブルと言うと和風っぽいイメージがあると思います。和風っぽさが最近の住宅事情にマッチしないと敬遠されがちです。でも、椅子だと部材が細いので木目が必要以上に目立つことはないと思います。ケヤキ材で作られたPePeチェアを見て、他の材種のテーブルと合わせても良さそうだなと感じました。

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座面のファブリックは、TWEED gray を選択しました。これからのシーズンにちょうど良い生地ですね。このTWEEDですが、グレー以外にレッド、ネイビー、グリーン、ブラックが用意されています。

どうですかね?PePeチェア。吉祥寺ショールームにはすでにこちらのケヤキ材のPePeチェアが展示されています。ぜひ試し座りをしに吉祥寺ショールームに来て下さい。

瑞木@相模湖

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