2017.01.06

座り心地抜群!人気のロングセラー椅子・PePeチェア。【No.1790】

毎年のことですが、年末年始の休みが明けてすぐに3連休。なんだかなかなかスタートした気にならないですね。皆さんも3連休が明けたら本格的にスタートした感じになるのですかね…3連休の中日ですが、8日に吉祥寺ショールームでは【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】を開催します。上のバナーをクリックしてもらえれば、詳細ページをご覧に頂けます。無料の講座ですので、お気軽に参加してください。事前に連絡を頂ければお席を確保しますが、飛び入りの参加も可能です。オイル仕上げのテーブルメンテナンスに不安を感じている方はぜひ参加してみてください。

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さて今日の話題は椅子です。2016年の10月末から取り扱いを始めた宮崎椅子製作所さんのPePeチェアを紹介します。PePeチェアは販売当初から現在に至るまでコンスタントに売れているロングセラー椅子です。全国の販売店で2万脚を超える台数が売れたヒット椅子です。多くの方に評価されているこちらの椅子、ぜひ一度座りに来てくださいね。

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こちらがPePeチェアです。肘掛けが前方まで伸びているタイプの椅子です。部材の多くが丸みを帯びているので全体的には優しい雰囲気をもっている椅子です。肘掛けの部分は丸ではなく上面が少し平らになっています。そのため、肘を置いたときにより安定するようになっています。

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肘掛けの部分です。この写真だと上部が平たくなっているのが分かると思います。部材の接続部はフィンガージョイントという接続方法が採用されています。フィンガージョイントは接着面積が増えるのでより強度が上がります。このような45度にカットした部分同士の接続は強度不足になることが多いんです。断面が木口になるので、接着剤の効きが期待できないんですね。そこでいろいろと工夫をする必要があります。その1つがフィンガージョイントです。フィンガージョイントは指と指を組んだような形をしているのでこのような名前がついています。デザインを担当した村澤 一晃さんもフィンガージョイント部分の意匠が気に入って目立つ部分にもそのまま使用したとのことです。

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座ってみると座面の座り心地がとても良いと感じました。座面の感じは好みもあるので、一概には言えませんが… 私はどちらかというと硬めの座面が好みです。PePeチェアの座面は硬すぎず柔らかすぎずでちょうど良いと感じました。座ると若干静かに沈み込む感じがします。ロングセラーの椅子ですが、途中で仕様のマイナーチェンジがあり座面が少し厚くなりました。前のモデルに座ったことがないので違いは分かりませんが、少し厚くなったことがかなり効いていると思います。背のカーブがきつくないので背中への当たりが良いですね。

宮崎椅子製作所さんの椅子は樹種と座面ファブリックの選択肢が豊富にあります。ケヤキ材が選択できるのが他のメーカーとは異なる点だと思います。ケヤキ材の椅子って意外と少ないんです。ケヤキは大きく生長する木なので、大きな板をとることがメインにされています。なので1枚板テーブル天板などに多く使われています。そういう扱いをされてきたので、細かい部材を取るような板材には製材されていませんでした。そんなケヤキ材ですが、日本を代表する広葉樹材ですので使用される場面が増えることはとっても良いことです。ケヤキ材は木目がハッキリクッキリと現れます。広い面積ですと木目が目立ち過ぎると感じる方がいますが、椅子だと面積がそれほどないのであんまり気にならないと思います。逆にノッペリとせずに良い感じに木目が活きてきますね。

PePeチェアはオーソドックスなサイズ感ですのでダイニングチェアとして使用するのが1番良いです。小さすぎず、大きすぎずのちょうど良いサイズ感です。4脚、6脚と椅子の種類を揃えて使用したい方にオススメできます。標準的サイズですので、男性でも女性でも座りやすいからです。2017年、PePeチェアをよろしくお願い致します。

瑞木@相模湖

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