2017.01.07

定番樹種のウォールナット材とクルミ材の紹介。【No.1791】

明日8日の14:00からオイル仕上げのテーブルメンテナンス講座を開催します。この講座はオイル仕上げのメンテナンス方法を実際に実演しながら学んで頂く講座です。オイル仕上げのテーブルは定期的にメンテナンスをする必要があります。メンテナンスをすればより綺麗にオイル仕上げの無垢材テーブルを永く使用して頂くことができます。テーブルメンテナンスに不安がある方、これからオイル仕上げのテーブルを使用してみようかと考えている方、ぜひ参加してみてくださいね。無料講座で押し売りをする訳ではありませんので、お気軽に参加してください。当日の飛び入り参加も可能です。講座内容の詳細は上のバナーをクリックしてみてください。

さて、今日のブログは無垢材テーブルの樹種に関してです。ソリウッドで受注している無垢材テーブルの樹種は様々です。定番のストレートカットテーブルは樹種が限られています。ソリウッドの定番樹種は、ウォールナット材・チェリー材・ナラ材・タモ材・メープル材・クルミ材です。人気なのはウォールナット材とチェリー材です。クルミ材の人気も上昇中です。

ウォールナット材は北米産の広葉樹材で、世界的に人気がある樹種です。ブラックウォールナットとも呼ばれています。その名の通り、色が濃い色をしています。黒とまでは言えないですが、濃い焦げ茶色をしています。耳つきテーブルに使用する幅が広い板は紫色の部分なども含んでいます。幅広いウォールナット材は紫から焦げ茶色まで様々な色の層を含んでいます。樹皮に近い部分は白太と呼ばれる部分で色が薄いです。ストレートカットテーブルの場合は表面に関しては白太がでないようにカットしてはぎ合わせています。(裏面には白太が入ります。)

ウォールナット材は北米産の木材で持続可能な林業が確立されている地区で産出されています。そのため安定的に供給されていますが、年々幅が狭くなっている印象を受けています。幅が狭くなっていて、さらに白太が入っている割合が増えてきています。なので、使用できる部分がどんどん少なくなっていて、近年でははぎ枚数を増やさざるを得ない状況になっています。850mm幅の場合でも7枚~8枚はぎになる場合もあります。(はぎ枚数は在庫板の状況は仕入れ状況によって異なります。)

ウォールナット材の特徴はなんといってもその色です。濃い茶色の色は他の樹種ではなかなかありません。落ち着いてシックな雰囲気を醸し出すのがウォールナット材の人気の秘訣だと思います。ウォールナット材はテーブルの他にも椅子や本棚、テレビボードなどの他の家具も揃えることができます。

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ソリウッドのウォールナット材テーブルとISU-WORKSのHUGチェアとLENチェアです。どちらも仕上げはオイル仕上げです。どうですかね、この雰囲気?椅子の座面に黒や茶色といった濃いめの色を選択することで、よりウォールナット材の持つ雰囲気を引き立てることができると思います。

ウォールナット材と同じ仲間の樹種があります。それはクルミ材です。ウォールナットを日本語にすればクルミです。ただ、木材の場合は単純に英語と日本語という違いだけではありません。指し示す樹種が異なります。クルミ材は日本、中国、ロシア産などのオニグルミ材を指します。北米産のブラックウォールナット材と違うのは色です。クルミ材は薄めの茶褐色をしています。

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ウォールナット材とは全然違う色をしています。でも木目をよくみるとウォールナット材と似ています。木目を見ると同じ仲間なんだなと分かります。クルミ材は優しい雰囲気を持っています。ちょっと素朴な印象を受けます。ダイニングを明るい印象にしたい場合にはオススメできる樹種ですね。ソリウッドでクルミ材を定番樹種にしたのは最近のことです。が、人気は上々で定番樹種に設定した後からコンスタントに受注を受けています。

今日は同じ仲間でありながら全く色の違うウォールナット材とクルミ材を紹介しました。ソリウッドの吉祥寺ショールームにはどちらの樹種とも見本のテーブルを展示しています。手触りなどを実際に触って試してもらいたいですね。

瑞木@相模湖

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