2016.08.01

耳つきテーブルに合いそうな椅子を紹介します。【No.1632】

8月になりましたね。世の中もなんだか夏休みモードですね。いつもの電車に乗っていても学生さんが少なくなり、レジャーっぽい人が増えました。関東地方の梅雨開けも遅かったので、天候的にはまだ夏本番って様子ではありませんが…それでも暑い日が増えてきましたので、皆さん熱中症には気をつけてくださいね。

現在、吉祥寺ショールームでは耳つきテーブル用の板の新作が並んでいます。今回6セットの新作を用意しました。(1セットはお客様と商談中です。) ブックマッチ方式ではぎ合わせることができる2枚はぎ用の板を多めに用意しています。ブックマッチ方式は同じ丸太から製材された連続する2枚の板を使用しています。これらを本を開くような感じにしてはぎ合わせる事をブックマッチと呼んでいます。ブックマッチがイメージしづらかったら”アジの開き”を思い浮かべてもらえると分かりやすいかもしれませんね。

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左からトチ材、ヤマザクラ材、ウォールナット材、トチ材となっています。すべてブックマッチではぎ合わせることができます。トチ材のふたつを見ると木目がほぼ左右対称になっているのが分かると思います。こうしてはぎ合わせることで、1枚板では表現できないような面白い表情になることがあります。これが2枚はぎブックマッチの魅力ですね。

今日はそんな耳つきテーブルに合わせるのにピッタリな椅子を紹介しようと思います。

耳つきテーブルはストレートカットテーブルに比べるとより自然な感じになりクラフト感が増します。なのでクラフト感をもった椅子が合うように思います。まずはこれなんかどうでしょう?

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宮崎椅子製作所さんのboチェアです。デザインを担当している小泉誠さんがウィンザーチェアを現代版にアレンジしなおした椅子です。スポーク状の背が特徴的です。笠木のデザインなどがシンプルでスッキリしているのがモダンな印象を与えています。こちらのboチェアは座面も板座になります。宮崎椅子製作所さんの椅子は板座のものが少ないので、板座が良い方には選択肢が限られてしまいます。が、こちらのboチェアは板座にも関わらずお尻の収まりもよくそれほど痛さを感じないかもしれません。

また丸いパーツが多いので、耳つきテーブルの緩やかなエッジにも合います。カタチもクラフト感が残っているので耳つきテーブルの雰囲気と合わせやすいです。

背がスポーク状になっている椅子がもう一つあります。
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こちらも宮崎椅子製作所さんの椅子です。ribチェアといいます。背にはスポークが挟まっていますが、それ以外のパーツは丸くはなっていないんです。脚の断面は三角形をしています。全体的にはオーソドックスなカタチをしていますが、細かい所に様々なデザイン的工夫が施されています。写真のribチェアはチェリー材にブラウンの革が張られているものです。

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そしてLOGチェア。この独創的なスタイルは耳つきテーブルにぴったりです。耳つきテーブルにLOGチェアでかなり個性的なダイニングセットになること間違いなしです。背には2枚の板が使われています。こうした板状の背は単純なようでなかなか無いデザインです。全体的には直線的なフォルムをしていますが、耳の緩やかなカーブにもマッチするでしょう。LOGチェアはISU-WORKSのデザイン担当である高橋三太郎さんもお気に入りの椅子です。意外と座り心地も良いんですよ。ぜひ座ってみてもらいたい椅子です。

とこんな感じに耳つきテーブルに合いそうな椅子を紹介してみました。この他にも多数の木の椅子を用意していますので、ぜひ吉祥寺ショールームへお越し下さい。

瑞木@相模湖

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