2016.07.31

座卓でもダイニングでも長くストレスなく使うにはテーブルの高さも重要です【No.1631】

今日はまずお知らせを2つさせて頂きます。

1つ目は夏期休業のお知らせです。ソリウッドの相模湖工房は8月10日(水)〜17(水)、吉祥寺ショールームは8月9日(火)〜17(水)まで夏期休業とさせて頂きます。お不便お掛けしますが、何卒よろしくお願い致します。休業期間中の13日(土)と14(日)の木工教室は1週間後ろにづれての開催となります。これに伴い第3土曜日の応用コース、第3日曜日の基礎1年コースの開催も1週づれます。お間違えないようにお願い致します。吉祥寺ショールームの夏期休業中に頂いたメールでのお問い合わせにつきましては18日以降順次対応させて頂きます。

2つ目は8月のテーブル選び方講座の開催日についてです。偶数月は第2日曜日と最終日曜日に開催している無垢材テーブル選び方講座も8月は夏期休業と重なるため8月14日はお休みとさせて頂きます。8月については28日(日)の1回の開催となります。こちらもご注意ください。

今日はテーブルの高さについてブログを書きます。まずテーブルには、椅子を使うことを前提にしたダイニングテーブルと床に直接座るか座椅子のような座面の低い椅子を使う座卓(ローテーブル)の2種類があります。両方とも食事をすることがメインですが、食事以外にも本を読んだり、家族団らんの時間を過ごしたりとテーブルで過ごす時間はわりと長いかと思います。長く居ることになると、なるべくストレスがない環境が望ましいですが、テーブルと椅子の高さや座卓の場合、床からの高さなど細かい点でも思わぬストレスにつながっていることが少なくありません。テーブルの適切な高さ、ご自身がストレスなく使える高さを把握して頂く、きっかけになればと思います。

椅子を使うことを前提にしたダイニングテーブルの場合、テーブルの高さと椅子の座面高の関係が最も重要です。日本人の平均的な体格の場合、人間工学的にテーブルトップと床の距離から椅子の座面高の数値が28〜30cmに納まっていれば問題なく過ごせると言われています。ソリウッドで製作するテーブルの大半はテーブル高700cmで製作しています。ソリウッドで扱っている椅子の多くは40〜42cm程度の座面高のものです。先ほどの数値にあてはめると、28〜30cmに当てはまっています。椅子の座面高が高い場合は脚をカットして調節することも可能です。私自身もテーブル高70cmのテーブルに宮崎椅子製作所さんのPocktチェアを合わせて使っています。Pocketチェアのデフォルトの座面高は44cmになります。テーブルの高さが70cmなので、座面高と差は26cmになり、目安の範囲からでています。このままでも特に言われなければ問題なく使えるかなと思いますが、やや座面に対してテーブルが高いと感じます。そこで、自宅で使っているPocketチェアは脚を2cmカットして使っています。少しでも違和感があるよりは、脚をカットして対処するほうが長い目でみれば得策かなと思っています。

椅子を使わずに食事をされる方もいらっしゃいます。そのため、座卓やローテーブルのご要望も受けることも多々あります。座椅子などを使わず地べたに座るもしくは座布団を敷いて座るのであれば、テーブルの高さは36〜38cmがしっくりくると考えます。

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以前納品させて頂いたセン材の1枚板の座卓(ローテーブル)です。床に座ってお食事をされるとのことでテーブルの高さは360mmになっています。

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こちらは低座椅子を使うことを前提とされているため、テーブルの高さは通常の座卓より少し高めの450mmで作っています。

ソリウッドでは、ストレートカットテーブルでも耳つきテーブルでも座卓もしくはローテーブル仕様で製作が可能です。脚が短くなる分、高さ70cmのダイニングテーブルより価格は1万円程度安くなります。詳細はスタッフまでお問い合わせください。

賢木@吉祥寺

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