2013.10.03

テーブルを買う際に実物をみて確認しておきたいこと3

無垢材家具屋のスタッフが書く無垢材テーブルの実物を見ながら確認しておきたいことの第3段です。これまで、3つのステップを紹介しましたが、今回は、「すわる」と「くつろぐ」について書きます。

テーブルは座って使うことが多いので、座ることとの関係が重要になります。これを確かめるにはやはり実際に座ってテーブルと対峙してみることが一番でしょう。ダイニングテーブルの場合は椅子に座って、ローテーブル、座卓の場合は、床に座ってみましょう!

実際に座って確認すべきことはテーブルの高さです。実際にすわってみるとわかりますが、テーブルの高さが2cm違うだけで、感覚は違ってきます。では、適したテーブルの高さはどうやって知ればよいでしょうか?

適切なテーブルの高さを知る鍵は「差尺」

このブログでは、このことについて何回か書いていますが、高さについていは、「差尺」が目安になります。「差尺」とは、テーブル高から椅子の座面高を引いた数値です。例えば、椅子の座面高が40cmで、テーブルの高さが70cmだとします。この場合の「差尺」は70-40で30cmとなります。日本人の体型だとこの「差尺」が28cmから30cmだと人間工学的に心地良いとされています。

これが差尺

ですので、もし今お使いの椅子をそのまま使うことをお考えであれば、椅子の座面高をメモしてお店に行くようにしましょう。

海外製品を買う際は高さに注意

特に気をつけて頂きたいのは、輸入品や海外で企画されている製品を買う場合です。日本国内でデザインされ製作されたものは、基本的に日本人の体格に合わせているので、テーブル高でいうと68cmから72cmに設定されていることが多いです。しかし、海外、特に北米やヨーロッパでデザインされているものは、日本製のものより少し高いものが多いです。テーブル高だと74cmぐらいのものが多いですが、これに座面高40cmの椅子を組み合わせるとやはりテーブルが高いと感じる方が多いと思います。また、テーブルに合わせた座面高が高い椅子を購入すると、特に女性の方だと椅子に腰掛けた際に脚が床に届かない方がでてきます。食事をするには、脚の裏がしっかり床についているほうが落ち着けますし、リラックスも出来ます。どうしてもデザインが気に入り、購入したいという場合は脚を切ってもらえるかを確認するのもわすれずにしましょう。脚を切るぐらいなら後でも出来ると思うかもしれませんが、なかなか水平を保ちながら切るのは難しいです。

普段の姿勢でくつろいでみよう

テーブルを買う際に実物をみて確認しておきたいことの最後のステップは「くつろぐ」です。これは、自分の普段の姿勢で椅子に座ったりテーブルの高さを確認するということです。

これは男性に多い例ですが、普段椅子にあぐらをかいている方も多いのではないでしょうか?そういう方はやはり実際に試してみることをオススメします。肘掛けのある椅子ではあぐらをかくことも無理ですし、幕板があるテーブルだと窮屈に感じることもあるでしょう。出来るだけ、普段の姿勢でシミュレーションしてみましょう。

しかし、店員さんの目も気になるでしょうし、なかなかくつろぐのは難しいかもしれませんの比較的簡単に出来る2つのことをお教えします。

それは

・靴をぬいだ状態で椅子にすわる。

・冬場はコートを脱いですわる

これだけでも普段の生活に近い状態で椅子やテーブルとの感覚を試すことができます。真剣にお考えの際は、ぜひやってみてください。

ソリウッドでは、スタッフに声をかけて頂ければ敷物をしいてその上で靴を脱いで頂くこともできます。またデスクをお考えの方であればパソコンをお貸しし、実際にタイピングして頂くこともできますのでお気軽にお声がけください。

賢木@吉祥寺

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