2016.06.29

耳つきテーブルに関してよくある質問【No.1599】

ソリウッドの無垢材テーブルは、4辺が直線にカットしてあるストレートカットテーブルと樹皮があった部分の自然なカタチを残した耳つきテーブルがあります。今日は耳つきテーブルに関してよく頂く質問についてQ&A方式でまとめてみます。

Q. 耳つきとストレートカットでは、どのような違いがあるのですか?

 →大きな違いは見た目のカタチの違いになります。細かい違いでは、板のはぎ枚数が違うことが挙げられます。ソリウッドの耳つきテーブルは、2枚の板を接ぎ合わせて1枚の天板にすることが多いです。また、同じ丸太からとれた板2枚を使うことや、隣合わせの板2枚で左右対称に近い木目になるブックマッチと呼ばれる天板も製作できる場合があります。2枚はぎ以外には3枚や4枚、5〜6枚はぎといったものもあります。一方、ストレートカットは850mm幅で5〜6枚の板を接ぎ合わせた天板になります。はぎ枚数は、強度や反りやすさなどにはほとんど影響しません。また、テーブルの構造などにも違いはありません。 

Q. 吉祥寺ショールームおよびウェブサイトに掲載がある価格は脚がついた価格ですか?

 →ソリウッドでは、全て4本脚込みの価格を提示しています。価格に含まれている4本脚は定番の4つのデザインのものになります。この4つから選んで頂くぶんには価格は変わりません。4つのデザインは簡単にいうと、Type ST(80mmの角脚)、Type T(先が細くなっている脚を斜めに角度をつけて取り付ける)、Type MT(短辺側のみ脚と脚の間に幕板がついている脚。脚は先が細くなっているものをまっすぐつける)、Type X(2枚の板を3つのコマ(木片)で固定した脚を45度傾けて取り付ける。)

また、定番の4本脚以外にも製作が可能です。丸脚や注文を受けた後に製作する場合は2本脚での製作も可能です。価格は丸4本脚の場合はプラス¥8,000(税別)、2本脚の場合はプラス¥25,000程度の価格になります。詳細はお問い合わせください。

Q. 耳つきテーブルでも仕上げの方法は選べますか?

 →吉祥寺ショールームにはすでにオイルで仕上げた天板とまだ製作途中で展示している耳つき天板があります。すでに仕上げが終わっている天板についてはその仕上げでのお届けとなります。今後製作する板については、オイル仕上げとクリアウレタン塗装が選べます。価格はオイルでもウレタンでも変わりません。オイル仕上げとウレタン塗装の違いについては、こちらをご覧ください。また、吉祥寺ショールームでも一枚の板にオイルとウレタンを塗り分けたサンプルがあります。肌触りの違いなどをご確認出来ます。

最適な仕上げを選ぶために知っておくべきオイルとウレタンの違い

Q. 展示してある天板の耳はどのように仕上がりますか?

 →荒削りした状態で吉祥寺ショールームに展示している板の耳は樹皮は剥がしてありますが、まだささくれなどがある状態です。耳のカタチはある程度わかりますが、加工段階で手で触ってもささくれなどが刺さらないように磨いていきます。耳などに割れがある場合は、樹脂で埋めたりと出来る限りの加工をして滑らかに仕上がるようにしています。樹種によっては、板の中心部分と耳の付近では色が違うものがあります。特にウォールナット材やチェリー材は耳の周辺が5〜10cm程度、色が白褐色と中心部分に比べるとだいぶ色が薄いです。板の状態ですでにわかりますので、色味も確認してみてください。

20160629 2

Q. 展示してある天板でローテーブルは製作出来ますか?

 →既に仕上げ済みの天板でもローテーブルにすることは可能です。もちろん、製作途中のものでもローテーブルにすることが出来ます。価格的には提示されている価格より脚が短くなる分、1万円程度安くなります。

20160629 1

Q. 展示されているもしくはウェブに掲載されている天板以外でも、製作出来る板はあるのですか?

 →乾燥が終えた板については、なるべく速やかにウェブにアップするようにしています。ですか、中には、掲載しきれていない板、とくに5〜6枚はぎのテーブルについては候補になる板が工房に在庫としてあるものがあります。スタッフに問い合わせ頂ければ、ご希望にあった板があるか調べて連絡します。

賢木@吉祥寺

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest