2016.06.27

木工関連の本を多数執筆している西川栄明さんに会いました。【No.1597】

昨日から名古屋に出張へ行っており、先ほど自宅に戻ってきました。車で名古屋まで行かなければいけなかったので、結構つらい出張になりましたが、なんとか終わり良かったです。今月は出張が重なり、いまだかつてない出張回数になりました。本当は神戸にも出張する予定だったのですが、残念ながら申し込んでいたワークショップが希望者多数で抽選になり私は落選してしまいました。今から考えると神戸行きがなくなって体力的には良かったのかななんて思っています。出張は何気に体力を使いますね。常日頃から出張が多い人は大変なんだなあと改めて思いました。

先日行った旭川では、様々な人たちと出会いました。その中でも以前から会いたいなと思っていた方に偶然会えたので、嬉しかったです。その方は、以前にこのブログでも紹介した本の著者である西川栄明さんです。西川さんは木工関連の本を執筆・編集をされている方です。私が以前に西川さんの著書を紹介したブログエントリーのリンクを貼っておきますので、興味がある方は読んでみてください。

西川栄明 著『樹木と木材の図鑑』はこれまでの事典や図鑑より一歩踏み込んでいて面白い。

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樹木図鑑や木材事典はこれまでも多くの本が出版されてきました。でもこの『樹木と木材の図鑑』は単なる図鑑や事典とは違って読み物としても充分に楽しめる内容になっています。中でも今までに発行されていた樹木図鑑や木材事典に書かれている内容を改めて調査し直している点が素晴らしいです。

西川さんはもうまもなく新しい本を出版されます。タイトルを伺いましたが、家具好きの方は読んでみたいと思う内容の本だと思います。特に椅子好きの方は興味を持たれるでしょう。日本で1番有名な椅子といって過言ではないあの名作椅子について書かれている本です。あたしはタイトルを聞いただけで、発売されたら絶対に読もうと思いました。おそらく読了後にこのブログで紹介するでしょう。

この他にも西川さんは様々な木工や木に関する本を執筆されています。
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こんな本もあります。木工作家がつくる木の器が多数紹介されています。作品が紹介されているだけでなく、木の器の作り方もいくつか紹介されています。趣味で木工を楽しむ方が参考にできるように配慮されています。木工機械を使うこと無く木の器が作れるやり方が掲載されています。木の器は基本的には木を鑿で彫っていけば完成します。そうはいってもどんな道具を使ってよいか分からない人も多いでしょう。この本にはどんな道具を使えばいいかが写真付きで紹介されています。製作する手順が写真つきで掲載されているので、はじめての方でも手づくりの木の器製作が楽しめるのではないかと思います。ただし、製作する場合は怪我に気をつけてくださいね。ノミなどを使う場合、材料をしっかりと固定することを忘れないでください。材料が固定されていないと怪我をしやすいので気をつけてくださいね。また、刃物が切れないことも怪我の要因になります。ノミや彫刻刀はなるべく頻繁に研ぐようにしてください。木を削る作業は熱中すると楽しいものです。私も時々自宅で木を削って楽しんでいます。サクサクとリズミカルに木を削ると気持ちよく、いつまでもやっていたくなります。

旭川ではいのうえアソシエーツの井上さんに会いました。旭川デザインウィークには、東京をはじめ日本全国から家具屋さんや製作関係者が訪れたようです。井上さんは私の父親世代の方ですが、相変わらずパワフルで私たちに力を与えてくれます。そんな井上さんがデザインしたAwaza LDRチェアがソリウッドが販売する椅子ラインナップに加わりました。昨日から吉祥寺ショールームで展示を開始しています。私も座りましたが、とっても快適に腰掛けることができる椅子です。Awaza LDRチェアは、Awaza LDチェアの回転椅子バージョンです。回転機能がつくことで、椅子から立ち上がる時や椅子に座る時に楽です。価格的には高額ですが、座り心地と便利さは魅力的です。もちろん座るだけでも構いませんので、一度吉祥寺ショールームで座ってみてくださいね。

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瑞木@相模湖

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