2015.06.05

チェリー材ダイニングテーブルの納品事例を紹介します。

久しぶりに本格的な雨が降っていますね。関東地方も梅雨入り間近といった様子です。雨が続くとなんとなく気分も晴れませんよ。外での活動も制限されてしまいますし。個人的にはあんまり好きな季節じゃあないですね。

5月末から6月頭にかけて立て続けにチェリー材のテーブルや椅子の納品がありました。ある樹種のオーダーが続くことってたまにあります。ウォールナット材やチェリー材は比較的コンスタントに注文が入ります。しかし、普段あまり注文がないメープル材のオーダーが続いたこともありました。偶然だとは思いますが、ある樹種のオーダーが続くという不思議な現象がたるに起きます。

今回はチェリー材のオーダーが続きました。と言ってもチェリー材はソリウッドで2番目に人気がある樹種ですので、ある程度オーダーが続くのは当たり前なんですが……

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チェリー材のテーブル+椅子2脚+ベンチを合わせて納品しました。テーブルとベンチはソリウッドオリジナルです。ソリウッドの相模湖工房で製作しました。椅子はboチェアとMEGチェア。boチェアは徳島県にある宮崎椅子製作所さんで作られている椅子です。MEGチェアはisu-worksシリーズの椅子で、北海道津別町にある山上木工さんで製作されています。3つの場所で別々に製作された物を合わせていますが、違和感は全くありません。どれも木の質感を活かした塗装を施しているからだと思います。

ソリウッドオリジナル商品とisu-worksのMEGチェアはオイル仕上げです。宮崎椅子製作所さんの椅子は蜜蝋ワックス仕上げになっています。どちらも木の表面に堅い膜をもうけずに、木に浸透して固まるタイプの塗装方法です。塗膜を作らないので、木そのものの質感を感じる事ができます。

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こちらもチェリー材のテーブルと椅子の組みあわせです。もちろんテーブルはソリウッドのオリジナル。椅子はisu-worksのENNチェアです。テーブル脚の形が少し変わっています。3点ホゾ脚と呼んでいます。2枚の板を3箇所の繋いでいる形になっています。普通の角脚だと、ちょっと重い印象があります。少し軽い印象にしてみようとして発案したデザインです。テーブルに対して45°ずらして配置しています。他にはないデザインなので、気に入って頂ける方も多くいます。

ENNチェアはシンプルなデザインでゆったりと座る事ができる椅子です。吉祥寺ショールームに展示してあるENNチェアはウォールナット材の板座のもの。そのためかENNチェアは板座仕様ばかり注文が入ります。板座であっても座り心地が良いんですね。もちろん長時間座っているとお尻が痛くなることもあるでしょう。でも板座の心地良さというのもあります。夏の暑い時期でも板座だと汗でべっとりといった事が少ないと思います。

チェリー材はアメリカンチェリー材、あるいはブラックチェリー材などとも呼ばれています。北米産の広葉樹で、安定して日本に入ってきている樹種のひとつです。伐倒されて現地で製材して人工乾燥庫に入れて乾燥させた板が日本にたくさん輸入されています。チェリー材の丸太もそこそこの量が輸入されています。ウォールナットに比べると量は少ないですが、丸太で日本にきて、日本で製材された耳つき板を入手することも可能になっています。

チェリー材の6/4インチ厚の板は使用頻度も高いので、バンドル単位で仕入れる事も有ります。バンドルというのは、コンテナに積むためにある程度のまとまりで梱包されたものを指します。だいたい1㎥から2.5㎥ぐらいの板が入っています。チェリー材の6/4インチに関して良質な板が手に入る状況が続いています。現在ソリウッドで在庫しているチェリー材の6/4インチ厚の板は、自信をもってオススメできる板が揃っています。(ただ、残り少なくなっていています。) 

ソリウッドが製作して納品した家具については納品事例のページを用意しています。詳しくはそちらをご覧下さい。
ソリウッド 納品事例

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