2014.11.12

肌触りが違う無垢材ベンチの座面

今日は無垢材ベンチについて書いていきます。

無垢材テーブルにベンチを合わせるコーディネートも人気があります。ベンチを両側に2つ置くのも良いですが、椅子2脚、片側にベンチを組み合わせるのが最も人気です。片側をベンチにするメリットは大きく2つあります。1つ目は、椅子に比べて使い方の自由度が増すということです。長さが1200ミリぐらいのベンチですと、詰めれば3人座ることもできます。お客様が来たときには重宝します。

2つ目は、コストパフォーマンスです。ソリウッドで、販売している無垢材を使用した木の椅子は、4万から6万円台のものが主流です。二人が腰掛けるとためには、当然2脚必要になりますから、合計で8万から12万となります。ベンチの場合は、長さ1050ミリのもので、二人腰掛けるとことが出来ます。樹種によっても少し価格は変わってきますが、この大きさだと大体6万円台の価格になります。こうしてみると、椅子2脚を買うより、ベンチ1台のほうが安くなります。

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こちらはウォールナット材のダイニングテーブルにTAGチェアとベンチを合わせた納品例です。

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こちらがソリウッドオリジナルの定番ベンチです。3枚の無垢板を接ぎ合わせた座面と2本の板脚によるシンプルな構造ですが、心地よく座っていただけるようちょっとした工夫をしています。

斜めにカットされた2枚の板

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座面を横からみると、端の板がそれぞれ斜めにカットされているのがわかると思います。この角度がつくことによって太ももの裏をしっかり支えられて、心地よく座ることが出来ます。なかなか言葉で表現するのは難しいですが、ちょっとした違いで座り心地に違いがでてきます。実際に座って頂くと、まっすぐな座面のものとの違いを実感して頂けると思います。

ちなみに、板を接ぎ合わせている部分にはV字型の溝を掘っています。このことで、意匠的にはラインを鮮明にさせる狙いがあります。また、こうして溝をつくることで、目違いを目立たなくすることができます。

滑り止めを兼ねたテクスチャー仕上げ

もう1つの工夫が座面のテクスチャー仕上げです。テクスチャー仕上げとは、座面の木目に対して直交にチェーンソーであえて傷をつける仕上げ方です。こうすることで、表面に凹凸が出来、テーブル天板のような見た目と肌触りとは違った感じになります。凹凸がつくことで、衣服で滑ることも防いでいます。

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テクスチャー仕上げをした部分をアップで撮影した写真です。細かな凹凸がわかって頂けるでしょうか?

木の仕上げは、平滑にすることが大半ですが、このように加工することでまた違った感触の仕上げることが出来ます。これもまた、木の魅力であり、木の違った一面をみせてくれます。もちろん、チェーンソーで加工した後に、肌触りが痛くならないようにやすりをかけているのでご安心ください。

また、仕上げをテクスチャー仕上げでなく、ダイニングテーブルのように平滑に仕上げることも出来ます。テクチャー仕上げにたいして、フラット仕上げと呼んでいます。ベンチをご注文の際には、どちらの仕上げにするかお聞きしています。価格は、どちらを選んでも変わりません。

賢木@吉祥寺

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