2014.09.21

ちょっと低めのダイニングテーブルも製作できます

今日は、ダイニングテーブルの高さについて書こうと思います。

ソリウッドの場合は、標準的な高さとして７００mmと定めています。ダイニングテーブルの高さは座る椅子との兼ね合いもありますが、日本人の体型を考えると高くても７２０mmぐらいが良いと考えています。もちろん、注文を受けてダイニングテーブルを製作する場合、高さも１cm単位で指定頂くことが可能です。

最近、お客様から少し低めのテーブルの相談を受けることが増えたような気がしています。お話を聞くと、ソファもしくはソファタイプのベンチと合わせることをお考えの方と少し低めのダイニングテーブルのほうが落ち着くように感じるという方が多いようです。

前者のソファタイプのベンチというのは、背もたれがあり、座面と背もたれともにクッションを張り地で覆ったものです。椅子に比べるとゆったり座れることと、リビングとダイニングを兼用として、そのままテレビを見たりリラックスしたりすることが出来る点で人気になりつつあるスタイルです。

こちらはソファーと合わせて使うために、高さ６５０mmで製作したウォールナット材の耳つきテーブルです。

現状のソリウッドのショールームでは、このようなスタイルで展示提案出来ていませんが、他で購入したソファやベンチに合わせて低めのテーブル製作の依頼はあります。このようなソファやソファタイプのベンチに合わせるテーブルの高さは６５０mm〜６９０mmと少し低めです。

また、脚のデザインについても少し特徴があります。ソファやベンチだと椅子のようにひいて腰掛けることがしにくい場合があります。そのため、横から体を入れやすいように脚の位置を少し内側にするか、４本脚ではなくて２本脚にするほうが使い勝手があがります。

先日、納品させて頂いたソファタイプのベンチと合わせて使うテーブルです。テーブルの高さは６９０cmで製作しています。また、出入りする際に体が当たっても痛みを感じないように、通常より角の面取りを大きくしています。ソリウッドでは、通常角の面取りは５Rですが、今回のテーブルは２０Rにしています。

また、椅子を使うけれど全体として低めにしたいという要望も受けます。その場合、椅子については脚をカットして調整することになります。ソリウッドで扱っているものは、座面高４２０前後でデザインされているものが多いです。脚をカットすることにより微妙にプロポーションが変わることがありますが、２０mmぐらいカットする分には見た目ではほとんど違いはわからないです。座り心地を犠牲にしてまで、当初のカタチにこだわる必要はないと個人的には思っています。

テーブルの高さを６８０mmにして、椅子の座面高を４００mmぐらいにする要望は最近はちょくちょく来ています。

これまでに比べて少し低めのダイニングやソファーやソファータイプのベンチに合わせるスタイルは最近のトレンドといってもいいかもしれません。このようなスタイルをご希望であれば、出来るだけお応えできるようにしますので、ぜひご相談ください。

賢木＠吉祥寺

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