2019.03.27

【No.2574】小さめだけど座り心地も好評なHUGチェア

ソリウッドでは現在25種のダイニングチェアを扱っています。これらは、このブログでも度々登場していますが、国内で椅子を生産している3つのブランドの椅子です。中心となるのは、ゆったりめに座ることができるダイニングチェアで、食事の時だけでなく新聞や本を読んだり、歓談で長く座っている時も快適に過ごせるものです。ですが、リラックス度を求めようと肘掛けがついているとどうしてもサイズ的に大きくなってしまい、コンパクト椅子で肘掛けがあるものを探すと条件に合う椅子を探すのに苦労してしまうこともあります。

今日のブログでは、幅が狭くても掛け心地がよく、肘掛もついている椅子でオススメのHUGチェアを紹介します。

HUGチェアは北海道津別町の木工所山上木工で製作されているダイニングチェアです。同じく北海道札幌在住の高橋三太郎氏がデザインを手掛けています。高橋氏は椅子を中心にデザインだけでなく木工家としても長く活躍されている椅子の業界では有名な方です。しばらく前まではご自身のブランドとして椅子の製作販売をしていましたが、数年前に多くの木工機械を持ち、技術力がある山上木工とのコラボレーションプロジェクト「ISU-WORKS」を立ち上げました。その「ISU-WORKS」の第一弾として発表されたのが「HUGチェア」になります。

HUGチェアの最大の特徴が後ろに大きくせりだしたようなかたちになっている背の部分です。横からみると他の椅子とは違ったフォルムをしているのが一目瞭然です。

 

また、背の部分は大きく弧を描いているので、座ってみると背中を包みこまれるような感覚になります。肘掛けは一見ないようなデザインですが、この背の付け根あたりに腕をのせることが出来ますので、ハーフタイプの肘掛けがある椅子として分類することも可能です。

座の部分は「ISU-WORKS」のGシリーズにラインナップされている椅子と同じものになります。座面は板座と布もしくはレザー(人工皮革)を選択することができます。布とレザーは中にウレタンフォームが入りますので、柔らかく座った際には少し沈みこむような感覚になります。一方、板座はその名の通り、板がしかれています。

 

Gシリーズの板座は、5枚の無垢板をすのこのように少し板の隙間をあけて配置されています。座り心地は布やレザーに比べると硬さはありますが、張り替えなどのことを考えなくて良いので板座もある人気があります。

幅が463mmとコンパクトですので、W1350ぐらいのテーブルでも2脚並べて置いてもそこまで窮屈な感じはしないと思います。

主に食事をする時に座る椅子で、あまり大きくないサイズのテーブルに合わせたいというケースではすごく重宝する椅子だと思います。また、デザイン的にスッキリしていながら、なんとなく愛嬌があるようなデザインの椅子を探している場合もすごくフィトすると思います。

 

「ISU-WORKS」の1号として、発売されましたがその後続々と新作が発表されていますが、未だに存在感のある椅子です。

 

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest