2016.05.25

ウォールナット材耳つきテーブルが作れる天板【No.1564】

無垢材家具を探していると、ウォールナット材という言葉を聞いたり、見たりすることが多いと思います。ウォールナット材とは、無垢材家具によく使われる木材の名称で、現在では人気ナンバー1といえる材です。ウォールナット材と呼ばれたり、表記してあるもののほとんどは北米産のブラックウォールナット材であることが多いです。特徴は、その色味で製材した板は濃いグレーのような色をしていますが、オイルを塗ったり、クリアのウレタンで塗装をすると艶のあるこげ茶色に仕上がります。ですが、ウォールナット材は時間が経つにつれ色が変化するのが特徴です。仕上がった当初は濃い黒紫色に近いこげ茶色をしていますが、徐々に黒みが抜け、赤茶色に変化していきます。こげ茶色の時もかっこいいですが、変化が起きた後の赤味のある茶色も趣深い色味をしています。

ウォールナット材の人気の秘訣はモダンなインテリアにも合う茶色の色味だけではなく、オイルで仕上げた際のしっとりとした心地よい肌触りもあると考えています。ショールームにおいてあるオイル仕上げのウォールナット材のテーブルを触ったお客様が「ずっと触っていたい!」とおっしゃる声をよく聞きます。

もちろんソリウッドでもウォールナット材のテーブルを扱っています。ソリウッドではいくつかの無垢材を接ぎ合わせた四角いストレートカットテーブルと木の樹皮の部分をそのまま残した耳つきテーブルを製作していますが、ストレートカットテーブルではウォールナット材は定番樹種としてラインナップしていますし、耳つきテーブルでもなるべく常に在庫しているようにしています。

今日は、現在乾燥が完了しており、ご注文があれば製作することができる準備が整っているウォールナット材の耳つきテーブル用の天板を紹介しようと思います。

現在、吉祥寺ショールームでは既に仕上がっている耳つき天板が1つ。ご注文を受けてから接ぎや天板裏の加工を行う準備OKの天板セットが4セット展示されています。そのうちの2セットがW1500〜W1650もしくは1700の4人掛けテーブルに仕上がる予定のもの、2セットがW1800〜1900程度の長いサイズがとれるものとなっています。

W56テーブルは長さが最大で1700mmのサイズがとれる2枚はぎの天板です。ウォールナット材の耳つき天板は通常40mm程度に仕上がるものが多いのですが、このW56テーブルは天板厚が30mmになります。テーブルにした際には天板厚が30mmでも強度には全く問題がありません。40mmか30mmかの最も大きな違いは見た目の違いです。たかが1cmの違いですが、見た目はだいぶ違ってきます。40mmあるとだいぶどっしりとした重厚感があるテーブルになります。反対に30mmの天板だとスッキリとよりスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。どちらかを選ぶかは好みの問題なので、見た目の好きなものを選んで頂ければと思います。

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W56テーブル 薄くて節ありウォールナット。

W56に使う板には、いくつか節の部分があります。展示してある現状ですと節の部分に隙間があいていますが、製作の過程で節の隙間は樹脂で埋めますので実際は平滑に仕上がります。ですので、実用面では節があることでのデメリットはほぼないといえます。逆に節があることで、より個性的な表情の天板になることが多くこの板もよりワイルドな印象の天板になっています。

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続いてW1900のサイズがとれる6人掛けのテーブル用の天板を1つ紹介します。

W45テーブルは同じ丸太からとれた上下に重なっていた板を使いますので、木目が左右対称に近いかたちに仕上がります。このような天板はちょうど本を開いたようなカタチになるので、「ブックマッチ天板」などと呼ばれています。W1900がとれるので、2世帯住宅にお住まいの方、家族や仲間をよんで自宅でパーティーをすることが多い方などにオススメです。

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 W45テーブル みんなでワイワイ家呑みしたい方へおすすめ。

いずれのウォールナット材天板にもお好きな脚をつけることが可能です。定番の4種の4本脚の他にI字型の脚を2本つけたり、板状の脚をつけることも可能です。詳細は吉祥寺ショールームのスタッフにお問い合わせください。

賢木@吉祥寺

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