2014.08.12

知っているようで知らない木を知るために役立つブログエントリーのまとめ

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夏休み期間中は過去のブログエントリーのまとめをお届けしています。今日は木の事や木材乾燥の事を書いたエントリーをまとめてみました。全体的に見ると閲覧数はあまり多くないエントリーですが、他の家具屋さんのブログなどにはない内容かなと思います。やっぱり木の事を深く知らないと良い家具は作る事ができまんから…

木材の金額はリューベ単価で計算する

我々が木材を購入する際は、リューベいくらという計算をします。リューベというのは立米(りゅうべい)の事を指します。りゅうべい単価と言うのが正しいですが、大抵の人は”りゅーべ”と略して発音しています。立米は1m×1m×1m。立米単価とは1m×1m×1mでいくらという事を表しています。実際の板の体積を計算して立米単価を掛けると板1枚の値段が分かります。尺貫法を使用する大工さんなどは石単価を使用している場合もあります。

こんな事をやって木材を乾燥させています。

テーブルや棚などに使用している木材は必ず乾燥させる必要があります。家具に限らず我々の生活に木を取り入れるためには乾燥させる必要があります。薪にする場合も乾燥させないと駄目です。伐ったばかりの木は水分を大量に含んでいるので効率良く燃えてくれません。ただ置いておくだけでも木材は乾燥していきますが、うまく乾燥させるためにはいろいろと施策を練って対処しなければいけません。木に含まれる水分が抜けると割れたり、反ったりします。それらをどうくい止めるかが木材乾燥にとっては重要な課題になります。ソリウッドでは自分たちの手で木材乾燥を行っています。(使用する全ての木材ではありません。乾燥材を購入する場合もあります。)まだ乾いていない木材を乾燥させるにあたって、行っている施策をまとめたのがこのエントリーです。マニアックな内容ですが、普段目にする事がない木材乾燥の工程を知るというのも面白いかもしれませんよ。

導管をみると無垢材を知ることができる

ソリウッドで使用している木は広葉樹です。広葉樹には導管と呼ばれる組織が多数あります。この導管をみるとその木材の特徴というのが見えてきます。導管の太い木と導管の細い木では、触った感じも変わってきます。ルーペで覗くと導管を見ることができます。吉祥寺ショールームにルーペが置いてあるので、ぜひ導管の存在をルーペで覗いて見てみてください。

瑞木@相模湖

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