2013.10.12

かんなは身体で引く

131012_5.jpg

本日は木工教室開催日です。工房のある相模湖周辺もよく晴れていて暑くなっています。

応用クラスの日ですが、基礎クラスの振り替えの人や応用クラスに進んだばかりの人が多く、フレッシュな顔ぶれになりました。

131012_2.jpg
基礎クラスの生徒さん。初めてのかんな掛けです。

かんな初心者の方は、刃の出方を見るだけでも大変です。コツが分からないと刃が出ているかどうかも分かりません。まあ、そのぐらい出す刃の量がわずかとも言えます。

刃の出方を見るコツは、バックを白っぽいものにすること。こうするだけでだいぶ見やすくなります。

刃を出し過ぎると、材に刃がくい込んで引けなくなります。始めのうちは、削っては調整、削っては調整の繰り返しでどのぐらい刃を出せばいいのかを覚えていきます。

131012_3.jpg

力の入れ方にもコツがあります。手を動かすのではなく、身体全体でかんなを引くように心がけるといいようです。掛けているうちにだんだんと身体の使い方を覚えていきます。やっていくうちに上手くいく方法が自然と身についてくるはずです。事実、Yさんも初めと終わりでは身体の使い方が変わっていて、とてもキレイなかんな屑が出せるようになっていました。

131012_4.jpg
こちらは9月から応用クラスにきた生徒さんです。もう慣れた手つきですね。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest