2018.06.19

椅子の価格。【No.2319】

昨日のブログエントリーでは、無垢材テーブルの価格について書きました。「高い!」と思われがちな無垢材テーブルですが、16万円ほどで買えるストレートカットテーブルもあります。それでも「高い!」かもしれませんが、思っていたほどではないと感じる方も多いのではないでしょうか。さて、今日は椅子の価格についてです。

ソリウッドで取り扱っている椅子は1脚が4万円台から13万円台までと幅が広いです。1脚6万円ほどの椅子が多くラインナップされています。やっぱり家具量販店で売られている椅子よりは高いです。しかし、国内生産品であり、樹種やファブリックを選択が豊富にある点を踏まえると妥当な金額ではないかと思います。ただ、椅子は何脚か必要となりますので、4脚で25万円ほど掛かるとなると、やはり高いですかね…

しかし、NC工作機が普及する前と比べるとかなりリーズナブルな価格の椅子が存在しているのも確かです。NC工作機を使用すれば、手作業で作った場合では到底無理な価格帯での販売が可能になっています。

ソリウッドだけでなく全国の販売店で人気の高い宮崎椅子製作所のPePeチェアもデザインを見ればかなりリーズナブルな価格で提供されている椅子だと分かります。

チェリー材のPePeアームチェアになります。ファブリックはHOLLY 1 PLAIN-02という布生地で宮崎椅子製作所のファブリックのカテゴリーではCランクになります。チェリー材PePeアームチェア Cランクだと1脚¥53,352になります。(消費税8%込み、送料別途) PePeチェアはご覧の通り、丸くなっている部材が多いですよね。しかも、肘掛けの部分は丸ではなく丸く面をとった四角になっています。

腕を置く部分は丸くなっているより、面である方が安定しますよね。こういった細かい部分にも配慮されています。丸から四角へとスムーズに流れていく加工などはNC工作機があるから出来る加工ですね。手作業では正確にこのような加工をするのは難しいです。

これだけの加工がなされて1脚5万円台というのはかなりコストパフォーマンスに優れていると思います。PePeチェアは一番安い樹種(ブナ材)とファブリック(Aランク)を選択すると1脚¥45,144になります。一番高い組み合わせになると、¥85,104になります。一番高い組み合わせはウォールナット材と天然皮革の組み合わせです。やはり座面に天然皮革を選択すると高くなってしまいます。この選択だとリーズナブル感は無くなってしまいますが、高級ファブリックとの組み合わせで高級感ある椅子に仕上がります。こうしてみると宮崎椅子製作所の椅子は選択するファブリックで価格に大きな差が出ます。

こちらはISU-WORKSのMEGチェアです。MEGチェアはISU-WORKSの椅子の中で一番人気がある椅子です。サイズはコンパクトながら座り心地は抜群に良い椅子に仕上がっています。やはり背中にもファブリックが張られているのが座り心地に大きな影響を与えています。ファブリックの下にはウレタンフォームというクッション性のある素材が巻かれています。その影響で背も柔らかくしっかりと背中を支えてくれます。座面もふっくらとしていてとても柔らかいです。価格は1脚¥59,184からになります。写真のチェリー材のMEGチェアはファブリック張りで¥62,424になります。人工皮革を選択するとおおよそ1,000円ほど価格が高くなります。樹種によって多少の価格差はありますが、おおよそ1脚6万円台になります。PePeチェアよりも若干高くなりますが、背にファブリックが張られているのでその分座り心地はよく感じます。

というわけで今日は椅子の価格の話をしました。ソリウッドで人気のある椅子は1脚が4万円台から6万円台の価格帯になります。

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