2018.02.12

座りの安定感を求めるなら背にファブリックが張られた椅子が良いです。【No.2192】

なんだか花粉症らしい症状が出始めました。まだ花粉はそんなには飛んでいないと思いますが、気温差が激しいと鼻炎の症状が出ます。昨日は暖かく、今日はあまり気温は上がらず…こうなると結構な確率で鼻炎症状が出ます。ツイッターなどで調べてみると同じような症状が出ている人も多く、いよいよ花粉のケアをしなければいけないなと思いました。私は小学生の頃から花粉症でもう慣れてはいますが、症状が出ると集中力もなくなり仕事の効率も落ちますよね。

ソリウッドでは良質な木の椅子を多数取り扱っています。取り扱いをする椅子を選ぶポイントはソリウッドの無垢材テーブルに合うという事です。ソリウッドではオイル仕上げのテーブルを購入される方が多いので、椅子もオイル仕上げあるいは同等の仕上げの椅子を選んでいます。

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北海道の津別町で製作されているISU-WORKSの椅子はオイル仕上げです。ソリウッドで使用しているオイルとはメーカーは異なりますが、仕上がり具合は似ています。性能も見た目も差はほとんどなく言われても違いは分からないと思います。ISU-WORKSの椅子はNC工作機での加工が得意な山上木工で製作されています。NC工作機はプログラムに従って動く機械です。一旦プログラムを作成してしまえば同じ加工をいつでも行う事ができます。NC工作機での加工は人件費を下げることもできますし、加工の精度が高くムラがないのが特徴です。同じ量の加工をする場合、人間の手による加工であれば何日も掛かるものが、NCでは1日で出来てしまうなど作業効率が上がります。人の手で加工する場合は技術力の差が現れて出来不出来が生じる可能性があります。でも、NC工作機はいつでも同じ加工をする事が出来ます。

NC工作機で部材の形を整えた後は人間の手による加工になります。部材をサンディングしてから組み立てをします。山上木工さんでは職人の手によって丁寧に組み立てられています。いくらNC工作機で正確に加工をしても、組み立てが雑であればしっかりとした椅子ができません。最後はやはり人間の手による作業が必要になります。接着剤を塗ったり、しっかりと圧着したりするのはまだ人間の手に頼らなくてはいけない作業です。

MEGチェア(上の写真)は背にもファブリックが張られているタイプの椅子です。ファブリックの下にはウレタンフォームというクッション性のある素材が巻かれています。なので、寄りかかると適度に沈み込んで背中を支えてくれます。背にもファブリックが張られている椅子の方が背中の安定感がますので長時間座るのには向いていると思います。木の背に比べても背中が滑りにくくなるので、姿勢も保ちやすくなります。デザイン的な好みもあるかと思いますが、より安定した座り心地を求めるなら背にもファブリックが張られているタイプの方がいいでしょう。

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こちらも背にファブリックが張られているタイプのGENチェアです。MEGチェアに比べると少し大きめのサイズなのでゆったりと座る事ができます。ダイニングチェアとしてはもちろんですが、デスク用などにも向いています。GENチェアは座面も柔らかめで少し沈み込む感じがしてお尻を優しく包み込んで支えてくれます。肘掛けもあるので様々な体勢で座る事ができます。

背にファブリックが張られることで背中の滑りが少なくなり、座りの安定感が増します。長時間座るのであれば背にファブリックが張られている椅子の方が良いと思います。そしてなるべく背が大きい椅子にするのも重要です。点ではなく面で腰や背中を支えてくれる椅子を探すのが良いでしょう。

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