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家具屋で働く双子のブログ
C114テーブルは耳つきのチェリー材を使った無垢材らしい耳つきテーブルです。【No.2241】
昨日のブログで賢木@吉祥寺が取り上げていました現品販売の耳つきテーブル、相模湖工房でも撮影していました。吉祥寺ショップではスペースが限られているので、あまりちゃんとした写真が撮れません。でも相模湖工房では壁の一部を撮影スペースとしています。もともとは普通の壁でしたが、撮影スペースとしても使えるようにと壁に珪藻土を塗りました。ちゃんと自分で塗りましたよ。元の壁はベニア板を少し隙間をあけて貼ってありました。しかし、この壁では線が強すぎて撮影スペースとしては不向きでした。そこで隙間をなくすために珪藻土を塗ったわけです。
チェリー材の耳つき4枚はぎテーブルです。C114テーブルと名付けています。両サイドの耳つき板は同じ丸太から製材された板です。同じ丸太から製材された板なので白太の感じが揃っています。木は周辺部は色が薄いことが多いです。その部分を白太と呼んでいます。このチェリー材は白太が少ないですね。もう少し白太が広い板もあります。まあ白太が多い少ないはその板の個性ですね。
木口からみた写真です。耳の形状がよく分かりますね。上が広くて下が狭くなっています。この角度はその板がどのあたりにあったかによって違います。この板のようにある程度角度が付いている板は割と外側にあった板です。真ん中に近い部分の板の耳は垂直に近い感じになっています。板には木表と木裏と呼んでいる面があります。木表は周辺部に近かった方の面、木裏は中心に近かった方の面になります。C114テーブルは木裏側が表面にしている木の使い方をしています。どちらの面を表面にするかで耳の見え方も変わります。このテーブルに使われている板で木表側を表面にしたらかなり耳が目立つようになります。また、使用できる面の幅も狭くなってしまいます。ソリウッドではどちらかと言うと耳が目立ちにくくなる木裏側を表面にすることが多いです。しかし、オーダーで製作する耳つきテーブルの場合は木表側を表面にしてほしいという要望を受けることも多々あります。やはりせっかくの耳つきなので耳が目立つ方が良いと考える方が多いようです。木裏側を表面にした方がシャープに見えるのでその方がいいというお客様もいます。機能的にはそれほどの違いはないと思います。でも、耳の角度が結構寝ている場合は少し使いづらくなるケースもあると思います。どっちを表面にするかは好みで決めてもらっていいと思います。板によっては節や割れがあったりしてどちらかの面しか表面に使えないケースもあります。耳の状態があまりよくない板もあるのでその場合は耳が目立ちにくい木裏側を表面にした方がいいでしょう。
脚は80mm角脚がつきます。一番オーソドックスな形で飽きがこないスタイルです。見た目のどっしり感もあります。見た目の軽さを求めるお客様が増えていますが、そんな傾向の中でもあえて80mm角脚を選択するお客様も大勢いらっしゃいます。斜めテーパー脚と同じくらい人気があります。
耳つきではありますが、ほぼ長方形の形なので使い勝手は良いはずです。チェリー材らしい穏やかな雰囲気の中にも少しの荒々しさがある木目が出ています。時間が経てば色がもっと濃くなって艶が出てくるように見えます。2年もすれば落ち着いた味のある雰囲気のテーブルに変化するでしょう。チェリー材の一番の特徴である経年による色熟成を十分に堪能してもらいつつ日々の生活に役立ってくれるはずです。
現品販売の一点物のテーブルなので完全に早い者勝ちになります。価格も比較的リーズナブルな設定になっています。ぜひお見逃しなく。
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