2018.04.03

現品販売する白太込みのウォールナット材テーブル。【No.2242】

3月の末に3台の現品販売用のテーブルを吉祥寺ショップに届けました。1台は昨日も紹介したチェリー材の耳つきテーブルです。そして今日紹介するのはウォールナット材のストレートカットテーブルです。通常ストレートカットテーブルはオーダーを受けて製作していますが、今回のウォールナット材のテーブルは通常とは少し違った様子で木取りをしたので現品販売用としました。

数日前にこのテーブルを紹介した吉祥寺ショップのInstagramの投稿があるのでまずはそれをご覧ください。

… 【個性的なストレートカットテーブル】 吉祥寺ショップに、個性的なウォールナット材のテーブル(ストレートカット)が到着しました。 通常、ストレートカットのテーブルには白太(白い部分)を入れないで接ぎ合せますが、こちらは「あえて」白太を入れてあります。ストレートカットなのに、ワイルド感半端ないです。 しかも、通常よりもお求めやすい価格にしてあります。もちろん、白太があるからといって、テーブルとしての強度が劣っていたりするわけではありません。自然のめぐみである木材を、隅から隅までありがたく使いたい、使っていただきたい、という気持ちがこもっているソリウッドらしいテーブルです。 #ソリウッド #ソリウッドプロダクツ #ダイニングテーブル #ウォールナット材 #無垢材 #無垢テーブル #吉祥寺

無垢家具 ソリウッド 吉祥寺ショップさん(@soliwood_crafis_kichijoji)がシェアした投稿 –

ウォールナット材はソリウッドでも人気の樹種です。着色をしない状態でも濃い茶色をしているのが人気の要因です。シックで大人の雰囲気を出すにはもってこいの木材です。濃い茶色をしているのが人気の秘訣なのですが、全ての部分が濃い茶色をしているわけではありません。どんな木でもそうなのですが、周辺部分と中心部分では色が違います。おおよそ周辺部分の方が色が薄く、中心部分の方が色が濃くなります。木材業界では色の薄い部分を白太(しらた)または辺材と呼んでいます。色の濃い部分は赤太(あかた)または心材と呼んでいます。ウォールナット材にも白太と赤太があります。通常我々がウォールナット材として使用しているのは赤太(心材)の部分です。要するに色の濃い部分だけを選んで使用しているわけです。

ですが、当然ですが、色の薄い白太部分もあるんです。割合としては白太部分の方が少ないのですが、ウォールナット材に関してはだんだん白太の多い板が増えてきています。日本ではウォールナット材は色の濃い部分だけを選んで使用する習慣があります。ですが、ウォールナット材の産地であるアメリカやカナダでは濃い部分や薄い部分も混ぜて使うのが一般的だそうです。そのため、アメリカの基準では白太は欠点でもなんでもないわけです。日本に入ってくるウォールナット材には白太も当然入ってきます。製作段階で白太の多いウォールナットの板は外しています。そうして外したウォールナット材が結構溜まっていきます。今回製作した天板はこうしたウォールナット材の中から使えそうなものを再度ピックアップして製作しました。

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こちらが今回現品販売用として製作した白太込みのテーブルです。

通常オーダーで製作しているウォールナット材テーブルはこんな感じになります。
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白太が入ると少し派手な印象になりますかね。白太の入り具合で印象がガラリと変わってしまうので逆に白太ありでオーダーを受けるのは難しいです。なので白太ありのウォールナット材テーブルは現品販売用として捉えています。

今回製作した白太込みのウォールナット材テーブルはサイズがW1600×D850×H700 t=30mmとなっています。4人掛けとしては余裕を持って使用できるサイズです。通常のオーダー品として製作した場合は20万円を超えてしまいますが、今回製作した白太入りのテーブルはそれよりも少し安く183,600円(消費税8%込み)でのご提供とさせて頂きます。気になる方はぜひ吉祥寺ショップで現物をご覧ください。

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