2018.02.21

ソリウッドの無垢材ベンチ【No.2201】

ソリウッドの吉祥寺ショップで販売しているメインの商品は、耳つきと耳をカットした板から作るストレートカットテーブル、宮崎椅子製作所、ISU-WORKS、いのうえアソシエーツの3つのブランドの木製椅子が挙げられますが、密かに人気なのが無垢材ベンチです。

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こちらが定番デザインの無垢材ベンチです。

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デザインの特徴は大きく2つあります。一つ目は、座面の角度です。3枚の無垢板をはぎ合わせて座面を構成していますが、両端の2枚がそれぞれ斜めにカットしてあります。斜めにカットしているのは、座り心地を重視しているからです。端の板を斜めにすることで、太ももの裏をしっかりと支えてくれます。もし、端の板もまっすぐだと板と太ももに隙間ができ、フィット感がありません。ベンチをデザインする上で、座り心地を左右するのは、太もものフィット感ではないかと考え、このような端2枚の板を斜めにするデザインに行き着きました。木製のベンチを検討されている方は、ぜひ座って確かめて頂きたいと思います。

二つ目のデザインの特徴は、板状の脚です。ベンチの場合は、このような板状の脚か椅子のように4本の脚で支えることが多いと思いますが、見た目の好みで板脚を採用しています。板脚の方が見た目の重厚感も出ると考えています。

こちらの無垢材ベンチですが、木の種類は選んで頂くことができます。現在は、ウォールナット材、チェリー材、メープル材、ナラ材、タモ材の5種類がラインナップされています。樹種によって、金額は異なりますが、基本的な作りやデザインは同じです。ですが、サイズにつきましては、長さ方向と座面の高さはお好きな寸法で製作致します。ベンチのサイズについても、少し悩まれる方がいらっしゃると思います。使い勝手を考えると、ダイニングテーブルの脚と脚の間に治る寸法が良いと思います。その場合、テーブルの脚と脚の間の寸法を計測し、その数値から出し入れの際の余白となる100mmを引いた数値が適したベンチの長さと思っています。

ソリウッドの定番のダイニングテーブル(脚のタイプが80mm角4本脚のType ST)の場合、脚はテーブルの端から15mm奥まったとことについています。そうなると、デフォルトの仕様では、脚と脚の間が1310mmとなります。そこから100mmを引くと1210mmになります。ちょっと半端なので、通常はW1500のテーブルの場合、W1200のベンチをオススメしています。他のサイズのテーブルも同じように計算ができますが、おおよそ、テーブルの長さから300mmを引いた数値がベンチの長さの目安と覚えて頂いても良いと思います。テーブルがW1350であれば、ベンチはW1050mmといった具合になります。

ソリウッドの定番ベンチでは、座面の仕上げが2つ用意されており、ご注文時にお選び頂く形になります。一つはテーブルの天板と同じく平滑に磨き整えるフラット仕上げです。見た目的には、特筆するところはない標準的なものになります。座面がツルっとしていますので、座った際に若干、滑る感覚があるかもしれません。もう一つの座面は、座る部分にあえて刃物で傷をつけ、その上から傷が消えないように磨きをかけ、ささくれなどが出ない状態にしてあるテスクチャー仕上げです。テクスチャー仕上げの場合は、傷をつけることで滑り止めの効果も期待できます。この二つの仕上げ方は、見た目と座面に手を触れた際の質感の違いが主です。

無垢材ベンチもオーダーを受けてから製作します。そのため、ご注文頂いてから2ヶ月ほどでのお届けとなります。ご興味のある方は、ベンチのサイズとご希望の樹種を吉祥寺ショップまでご連絡ください。見積りを提示いたします。

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