2018.02.20

現品販売する"家族みんなのデスク"まもなく展示開始します。【No.2200】

以前のブログエントリーで紹介した”家族みんなのデスク”の2台ですが、今週の金曜日に吉祥寺ショップに運ぶ予定になっています。気になっている方は今週末にぜひ吉祥寺ショップにお越しください。

リビングに置いて家族みんなで共有するシンプルデスク。【No.2193】

“家族みんなのデスク”は今後も随時製作していく予定になっています。今後は耳つきではない板でも製作する予定でいます。まだ具体的な予定はありませんが、適した板があったらどんどん”家族みんなのデスク”にしていく予定です。無垢材の板はおおよそ2m以上の長さで製材されることが多いです。長いと3mを越すものもありますが、多くの板は2m台です。でも、乾燥の際に木口から割れは必ず入るので両木口から15cmくらいはカットすることになります。中にはもっと大きく割れてしまう板もあります。なので大きく割れてしまった板は短く使用することになります。そういう板を”家族みんなのデスク”用として活用していきます。

次に”家族みんなのデスク”に使用と思っているのは、節や白太が多いなどの欠点があって長く使用できないウォールナットの板です。ウォールナットの板は歩留まりが他の樹種に比べると悪いです。なので、使えなくてはじく板も多くなりがちです。でも、”家族みんなのデスク”は長さも1mちょっとなので、テーブル天板には使えない板でも”家族みんなのデスク”になら十分に使える板もあるわけです。テーブル天板としては使えない板でもちゃんと有効利用できれば木材を無駄にすることがありません。”家族みんなのデスク”という試みはそうした板の活用という側面もあります。

先日材木屋さんに行って仕入れたクルミの板もテーブル天板に使用して余った板があった場合は”家族みんなのデスク”の天板にしようと思っています。”家族みんなのデスク”という使い途があるおかげで板を仕入れる際に大胆になれる気もします。割れたりするリスクを考えると躊躇しがちな場面でもダメだったら”家族みんなのデスク”に使えばいいと考えればチャレンジもしやすくなります。というわけでみなさん今後とも”家族みんなのデスク”を宜しくお願い致します。

というわけで改めて今週末から吉祥寺ショップで展示販売する予定の”家族みんなのデスク”を紹介させていただきます。

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使用例が分かりやすいようにパソコンと椅子も合わせて撮影してみました。もちろん、パソコンと椅子は撮影用の小物であって販売するのはデスクのみです。こちらはカバ材です。サイズはW1100×D500×H700mmになります。天板もはぎ合わせで製作していますが、同じ丸太から製材された板同士をはぎ合わせているので統一感のある天板になっています。

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カバ材らしい緻密で繊細な木目が出ています。少し白っぽい部分があったりと変化のある表情をしています。カバ材は導管が狭めなのであまりクッキリとは木目が現れません。どちらかいうとぼんやりと木目が出ます。なのでそんなに木目が目立たないのでそういうのが好みの方にはうってつけの素材です。カバ材は硬さもあるので書き物をするためのデスクとしようするのにも適しています。

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こちらがウォールナット材のデスクです。こちらも椅子とパソコンと合わせて写真を撮ってみました。撮影用の小物を交えるとサイズ感も把握しやすくなりますね。ご覧の通り、椅子一台入れても余裕があります。置いてあるパソコンは13インチのノート型パソコンです。横にA4の紙を置いて仕事をしたりする場合にも対応できる大きさです。

販売価格はまだ未定ですので決まり次第このブログでも書きたいと思います。

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