2018.01.14

少し変わったテーブルにしたいならタイプXの脚がオススメ【No.2163】

木のテーブルはテーブル天板に4本もしくは2本の脚がついているものが多いです。デザイン的にも椅子ほどバリエーションがないようにも思えます。とはいうもののダイニングテーブルの場合は脚だけでも60cm以上の高さがあるので、デザインによって印象は変わってきます。ソリウッドでも定番の脚として4つの異なるデザインの脚を用意しています。いずれもなるべく揺れないように強度も考慮したものになっています。

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一番オーソドックスなものは80mmの角脚であるType STです。ソリウッドの長いテーブル製作の歴史の中で、太い脚をつけたどっしり感のあるテーブルを比較的多く作ってきました。以前はこれより大きい脚をつけることもありましたが、テーブルのサイズもだんだん小さめになってきていることもあり、今でもこの80mm角の脚が最も太い脚になります。(太い脚のご要望があれば、別途見積りで製作することは可能です。ご希望の場合はスタッフにお申し付けください)このType STは、長さ1500mm、天板30mm以下のテーブルにつけると少し脚がごっつく見える場合があります。このへんは好みの問題だと思いますが、そう感じる場合は、これより細い他のタイプの脚を選んで頂くと良いと思います。反対にW1800以上のテーブルの場合は、強度面でも見た目でも80mmぐらいないと頼りない感じになってしまいます。

Type TとType MTは、どちらも天板との付け根が一番太く、床に接する部分が一番細いテーパーがかかった脚になります。ふたつの脚の違いは、大きく2つあります。ひとつは脚が斜めにころんでいるか、まっすぐついているかです。そして2つ目の違いが幕板がついているかついていないかになります。

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Type Tは、テーパーがついた脚が斜めについています。斜めになっている分、脚に分張りが効くようになるので、脚が細くても揺れがおきにくくなります。

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一方のType MTはテーパーがついた脚がまっすぐおりています。80mmの角脚に比べると細いので揺れが起きる可能性があります。そのため、短手の方の脚と脚の間に幕板と呼ばれる板を通して強度を高めています。この幕板があれば揺れに対して強くなり普段使いでは問題がなくなります。ただ、お誕生日席にも毎日人が座るといった場合は、この幕板が脚を組んだりするのに邪魔になるといったデメリットもあります。幕板は最大6cmの幅になりますので、普通に椅子の腰掛けて使う分には膝があたるといったことはないと思うのであまり気にしなくてもよいかもしれません。また、幕板も中心部分の幅が5cmになるようにゆるいアーチ上になっているので見た目の印象も少し柔らかくなっています。この幕板がついていると天板の裏に施されている金属製の反り止めや木製の垂れ止めが横から見えなくなるというメリットもあります。

最後に紹介するType Xの脚が本日のブログの主役です。

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この脚は「見た目の印象が軽くみえるけど、丈夫な脚」、「他の脚とはまるっきり違い、他社でも見かけない脚」というコンセプトでデザインをしたものです。2枚の板の間に隙間をあけ、3つのコマと呼ばれる木片でとめています。さらにその脚を45度の角度をつけて天板に取り付けています。こうすることで、脚の見える面積が小さくなり見た目はスッキリとし、脚があまり目立たない印象になります。デザインをして店頭にはじめて置いたときは、選んで頂けるか不安になりましたが、おかげさまで評判も良く、他のデザインの脚に負けじと頑張っています。唯一、コマの部分にほこりがたまりやすいという欠点はあるかと思いますが、普段の掃除の際に、さっと雑巾などでふいて頂ければ十分です。

単純なデザインのテーブルにもアクセントが欲しい!

脚が比較的目立たないテーブルが欲しい!

他にないデザインのテーブルが欲しい!

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こんなことを思っているかたは、ぜひType Xの脚を検討してみてください。

賢木@吉祥寺

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