2017.11.18

ISU-WORKSの椅子も選べるファブリックが増えて充実しています。【No.2106】

昨日のブログでは宮崎椅子製作所の椅子で選択できるファブリックの中から注文数が多いHOLLY 1 PLAINという楕円ドット柄の布生地を紹介しました。椅子の座面に選ぶるファブリックはメーカーによって違います。宮崎椅子製作所の椅子は選べるファブリックの種類が豊富です。リーズナブルな価格の布生地からオイルレザーまで幅広い選択肢が用意されています。

ISU-WORKSの椅子もだいぶファブリックが充実してきました。発売当初は布と人工皮革の1種類づつで各5色くらいの選択肢しかありませんでした。しかし、発売から数年経ってグッと選ぶるファブリックが充実しました。布生地は3種類に増えて色のバリエーションも広がりました。人気があるのはやはり発売当初からラインナップされていたNCシリーズです。NCシリーズの布生地は椅子貼り生地の定番中の定番商品で多くのメーカーに採用されています。色も豊富に用意されている座面用の生地です。ソリウッドで取り扱っている椅子メーカーはどれもNCシリーズの生地を張ることが可能です。ただし、メーカーによって選べる色が限定されています。(宮崎椅子製作所はオプション対応になります。)

NCシリーズはウールが使われている生地なので温かみがあります。少しケバ立ちしていますがチクチクするようなことはありません。生地も厚めなので耐久性にも問題はないでしょう。すでに多くの椅子やソファに使用されている布生地なので、信頼性は高いです。単色の無地に見えますが、よく見ると異なる色の糸が織り込まれているのがわかります。シンプルで飽きのこないファブリックとしてオススメできます。私もNC128というチャコールグレーの生地が張られたMAYチェアを使っています。使い始めてから毎日のように座っていますが、2年以上経った今現在は特に問題がありません。もう少し時間が経つと一部が擦り切れてしまったりするかもしれませんが、布生地であればいずれそうなってしまうのは仕方のないことです。どんな布生地を選んでもヘタって交換しなければいけない時期は必ず来てしまいます。

171118_1.jpg
ISU-WORKSのファブリックサンプル帳です。この度新しくなりました。布生地の一番上になるのがNCシリーズの生地です。この写真を見ても温かみのある生地であることがなんとなく分かりますね。発売当初からラインナップされていた生地ですが、5色しか選択できませんでした。しかし、このたび選択可能な色が増えて13色の中から選択できるようになりました。13色あるので、茶、紺、グレー、赤、緑という天番の色が一通り揃っています。

171118_3.jpg
新しく選べるようになった生地が張られた椅子はまだ少ないので紹介できる見本も少ないです。こちらは紫色のNCシリーズの生地。ウォールナット材との相性が良さそうです。

NCシリーズの他にも選択できる生地が増えています。

171118_2.jpg
こちらはグラナダという種類の布生地です。ザックリと編み込まれた布生地です。生地自体は柔らかいです。ソリウッドではまだ採用例が少ないですが、他の販売店では人気の高い布生地だそうです。写真はISU-WORKSの新作であるYACチェアにグラナダの生地を張ったサンプルです。吉祥寺ショップに展示用に頼みましたが、丸い座面にグラナダを張るのはちょっと難しいようです。生地が柔らかいためにどうしてもよれてしまい糸のラインが歪んでしまいます。YACチェア以外の椅子なら問題なく張ることができます。

もう一つミラノシリーズという生地も用意されています。こちらは涼しげな印象の生地です。

171119_5.jpg
同系色の複数の色が混ざり合っている感じです。ミラノシリーズは淡い色味になっています。こちらも色の種類が多く好みの色を見つけることができると思います。

椅子選びの楽しみの一つが座面のファブリック選びだと思います。椅子の場合は面積がそれほど広くないですが、ファブリックが違えば全体の雰囲気は変わってきます。まあ、ソファほどの面積がないのでそれほど慎重にならなくても影響力は少なめかもしれません。でも、やっぱり色々あると迷ってしまいます。吉祥寺ショップには各社のファブリックサンプル帳が置いてあるので、それらを見ながらじっくり選んでいただくことができます。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest