2017.09.13

個人的にオススメなウォールナット材と座面ファブリックの組み合わせ【No.2040】

ソリウッドで扱いのある椅子は樹種も複数から選べ、座面の生地の種類と色を選択出来るものがほとんどです。椅子のブランドや種類によって選べる樹種や座面は異なりますが、樹種と生地の組み合わせを考えるのは椅子選びの面白みでもありますが、悩みのタネになってしまうこともあります。そこで、今日は個人的な考えのもとで、オススメの組み合わせを紹介したいと思います。

ウォールナット材×緑系

ウォールナットは近年非常に人気のある樹種です。テーブルでは一ヶ月でご注文頂いたものの２０〜３０％がウォールナット材という月が続いていました。最近ではチェリー材のほうが多い時もありますが、依然人気を誇る樹種です。ウォールナット材は濃い茶褐色が特徴の材です。オイルで仕上げたウォールナット材は少し艶があり、着色では決して出ない色味をしていて、ずっと触っていたくなるような触感です。そのウォールナット材の椅子で個人的にオススメするのはグリーン系のファブリックです。

こちらはISU-WORKSのSWINGチェアです。ソリウッドで扱いのある椅子の中で唯一のロッキングチェアですが、モダンなデザインが特徴で、少しノスタルジックな印象のあるロッキングチェアのイメージを払拭する椅子です。上の写真がNCというウールが少し入っている布で、色がグリーンです。どうですか？この組み合わせ、合っていると思いませんか？こげ茶と緑というと、この椅子の材料でもある木を連想する組み合わせです。街の中にも木はあり、日常の暮らしでもよく目にするので、違和感がない色の組み合わせであるからでしょうか。

ウォールナット材×茶色

同じくウォールナット材の椅子に同系の茶色もなかなかシブい組み合わせです。落ち着いた雰囲気にしたい場合にはかなりオススメの組み合わせです。ダイニングでも使えますが、書斎などより落ち着いた雰囲気と高級感をだしたい場所でも検討したい組み合わせです。

こちらはウォールナット材のストレートカットテーブルとribチェア（宮崎椅子製作所）ですが、ribチェアはホルムブラウンというやや薄めの茶色のファブリックを選択しています。

こちらはコンパクトでありながら座り心地に妥協をしていないHUGチェア（ISU-WORKS）のHUGチェアです。ウォールナット材にこげ茶のレザー（ビニールレザー）の組み合わせです。何の違和感もない鉄板の組み合わせだと思います。ウォールナット材で椅子を検討していて、ファブリックを迷っていて決断出来ない場合はこの組み合わせにしておけば、問題ないといったところでしょう。

賢木＠吉祥寺

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