2016.04.09

食事用、リラックス用、読書用などオールラウンダー系の木の椅子。【No.1518】

今日も引き続きISU-WORKSブランドの椅子を紹介します。Gシリーズ、Aシリーズと紹介してきました。今日は3つめのNシリーズです。Nシリーズには、LENチェア・RINチェア・GENチェア・ENNチェアの4つがラインナップされています。Nシリーズは、Gシリーズの椅子よりも少し大きめにデザインされています。なので、ゆったりと座ることができます。ダイニングチェアとしても使えますし、デスク用や読書用の椅子としても使用できます。大柄の男性は、Gシリーズでは窮屈さを感じる場合があると思います。そんな場合はNシリーズを選択してもらえればよいでしょう。

それでは個別に見ていきます。まずはLENチェアです。

Nシリーズの中では1番人気があるのがLENチェアです。肘掛けがハーフサイズなので、座り方に自由度が増します。座面はやや硬めです。GシリーズのMAGチェアとデザインが似ています。MAGチェア同様に肘掛けの位置が絶妙で快適な座を提供してくれます。Gシリーズと異なり、面が大きく取られていて丸みがかっています。Nシリーズ全体に言えることですが、面が丸いので全体的に優しい印象になっています。逆にGシリーズが線を強調するために、角ばったラインを残しています。

こちらはRINチェアです。RINチェアは肘掛け部分が前まで伸びています。LINチェアとの1番の違いは座面の柔らかさです。RINチェアは座面の真ん中辺りが凹んでグッとお尻が沈みます。この感覚がとっても気持ち良いです。私はRINチェアの座面の感じがとっても気に入っています。ISU-WORKSブランドの中で、私が1番座り心地が良いと感じているのがRINチェアです。

RINチェアと同様の座面なのがGENチェアです。

RINチェアとの違いは背です。GENチェアは背にもファブリックが張られています。背にファブリックがあると、座りがとっても安定するようになります。しっかりと背中を支えてくれるからです。板の背だとどうしても滑ってしまいます。腰や背中に不安を抱えている人は背にもファブリックが張られている椅子を選択した方が安心です。

Nシリーズの最後に紹介するのはENNチェアです。

ENNチェアはとってもシンプルです。シンプルな分座り方もとっても自由になります。座面の上であぐらをかくこともできます。正座とか体育座りなんかもできそうです。吉祥寺ショールームに展示しているサンプルが板座のせいか、ENNチェアは板座で注文を受けることが多いです。シンプルなダイニングにしたい方にはオススメです。シンプルデザインのものは飽きがきにくいです。永い間使っていく物はシンプルなデザインにしておくと良いです。

以上、4点がISU-WORKSのNシリーズです。Nシリーズは幅が500~525mmです。Gシリーズが460mmぐらいですので40~60mmほどワイドになっています。大柄の方やゆったりと座りたい方はNシリーズが最適です。ゆったりと座ることができますが、背の角度が寝ている訳ではないので、ダイニングテーブルと合わせて食事用の椅子にしても全く問題ありません。

Gシリーズの椅子2脚+Nシリーズの椅子2脚といった組みあわせにするお客様もいらっしゃいます。

こちらはGシリーズのHUGチェア2脚とNシリーズのLENチェア2脚を組みあわせた納品事例です。テーブルの長さは1500mmです。常時4人掛けでも問題ないサイズになっています。

3回に渡ってISU-WORKSブランドの椅子を紹介してきました。ISU-WORKSの椅子は、北海道オホーツク地方にある山上木工さんで製作されています。冬になると極寒で雪が多い場所ですが、寒さや雪に負けずに良質な椅子を製作してくれます。最新鋭の木工機械を導入するなど設備投資にも積極的で数多くの機械を導入されています。それらを駆使して製作コストを抑えて質の高い椅子作りを実現している木工所です。機械メーカーに勤めていた息子さんも退職して、後を継ぐ準備をしています。若い職人さんの採用にも積極的で技術の継承も確実に進んでいるようです。細かい部分にも気をつかって丁寧に組み立てられているのがISU-WORKSの椅子です。ソリウッドでは日本のスタンダードチェアになりうる存在だと確信して、全商品を取り扱いさせてもらっています。ぜひ、MADE IN JAPANの素晴らしい椅子に座ってみてください。

瑞木@相模湖

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