2015.11.05

無垢材ベンチも人気あります【No.1362】

無垢材テーブルをご注文のお客様の中には、一緒に椅子やベンチをご注文されるお客様も多くいらっしゃいます。ここのところは、椅子を4脚ご注文される方より、椅子2脚とベンチ1台の組み合わせを選ぶ方が多いように感じます。椅子については、このブログでも何回も取りあげていますが、国内で生産している工房の椅子を吉祥寺ショールームで注文を承っています。ベンチについては、ソリウッドのオリジナルデザインのベンチを樹種、サイズを選んで頂いて製作しています。ベンチで選べる樹種はタモ、ナラ、メープル、ウォールナット、チェリーの5種になります。サイズについては、幅についてはお好きな寸法で製作することが出来ます。しかし、あまり長いベンチだと使い勝手が悪くなってしまう場合があるので、注意が必要です。通常、テーブルの脚と脚の間に納まるようにします。目安としては、ベンチの幅はテーブル天板の長さから300mm引いた数値以下になるようにします。例えば、W1500mmのテーブルですと、ベンチの幅の目安は1500ー300で1200mmということになります。この流れでいくと、W1800mmのテーブルだと300mmをひくと1500mmになります。ところが、W1500mmのベンチとなると結構な大きさになって、重さもでてきます。ベンチは座る際に、頻繁に引いたりするので重いとなると、動かすのが億劫になってしまいます。ですので、ベンチの場合は大きくてもW1350ぐらいをオススメします。

続いてダイニングテーブルを利用する際に、椅子とベンチのどちらを選べば良いのでしょうか?ベンチを利用した際のメリットとデメリットをまとめてみます。

まずは、メリットですが、

・簡単に腰かけたり、立ち上がったりすることができる

・ひとつのベンチに座れる人数が多い

・座ることができる人数を考慮すると、椅子に比べコストパフォーマンスが高い

・座ってあぐらがかける

といった点が挙げられます。少し細くしますが、椅子はデザインによっては肘掛けがついているものがあり、このようなデザインの椅子だと椅子をひいて、正面に回ってから座る必要が出てきます。ベンチの場合は、横からすっと座ることも可能になります。

座る人数についても、椅子は1脚につき1人座るのが通常ですが、ベンチの場合は2〜3人が同時に腰掛けることが出来ます。W1200のベンチの場合は大人の場合少しきつめに座って3人腰掛けることができるます。

デメリットとしては、

・リラックスして座るには向かない

・大きいものは動かすのが億劫

といったところです。

最後にソリウッドオリジナルの定番ベンチを紹介したいと思います。

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座面は3枚の無垢板を接ぎ合わせて奥行きの寸法をだしています。幅は自由な長さに設定できますが、奥行きは330mmの固定になります。3枚の板のうち端の2枚は角度をつけて削っているため斜めになっています。この傾斜が座ったときに腿の裏にフィットして座り心地がアップします。ちょっとしたことですが、座り心地は全然違うので、是非座って確かめてみてください。

さらに、座面の仕上げ方にも特徴があります。下の写真をみて頂くとわかると思いますが、表面に木目と直角に交わるようにわざと傷をつけて表情を変えています。

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これは、チェーンソーの刃を当てて凹凸をだしています。ソリウッドではテクスチャー仕上げと呼んでいr増す。傷をつけたあとは、ペーパーをかけ触っても痛くないように仕上げていますので、座って頂く分には問題になることはありません。ベンチをご注文のお客様には、こちらのテクスチャー仕上げかテーブルと同じように平滑に仕上げてフラット仕上げのどちらかを選んで頂いています。金額に違いはありません。しっかりとしたデータは取っていないので、正確なところはわかりませんが、6:4ぐらいの割合でテクスチャー仕上げを選んでいるかなといったところです。

賢木@吉祥寺

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