2015.09.03

読書の秋を前に本棚を考える【No.1299】

東京は梅雨に舞い戻ったかのような天気が続いています。少しづつ秋が近づいてきている空気を感じます。ソリウッドのショールームがある吉祥寺の秋といったら、「吉祥寺秋まつり」ではないでしょうか?武蔵野八幡宮の宮神輿をはじめ、各町会神輿11基の御神輿が吉祥寺の街を練り歩きます。今年は9月12日(土)と13日(日)に開催されます。すでに、街のあちらこちらに秋祭りのポスターや各町会ごとのフラッグなどが飾られ、デパートなどには、神輿が展示され盛り上がりをみせはじめています。

もう一つ、秋といえば「読書の秋」です。過ごしやすい気候になり、読書もはかどる季節です。読書といえば、本、本といえば本棚も重要です。最近では携帯端末で本を読むという方も増えていますが、読書はやはり本を手にして読みたいという方も多いようです。私個人的にも、電子書籍を利用することもありますが、数的には実際の本を買って読むことのほうが多いです。本が好きな方は、読んだ本をキレイに本棚に納めて目に見えるところにおいておくのも読書の愉しみの一つとしている方もいらしゃると思います。ということで、今日は読書の秋を前に、良い本棚とはなんだということを考えてみたいと思います。

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大事な本を収納する本棚に一番必要なものはなんでしょうか?

これは人それぞれ思うところは違うと思いますが、私は本棚には丈夫さと見た目も含めた質感があってほしいと考えています。本は数が多くなるとそれだけでもかなりの重量になります。相当数の本となると、重量はかなり重くなります。それを安全に収納するには、本棚自体の丈夫さが求められます。また、本棚を置く場所にもよりますが、リビングなどに置く場合は、ひと目につくこともあり見た目も重要になってきます。

丈夫さと質感を重視するのであれば、本棚の素材は広葉樹の無垢材がオススメです。

ですが、無垢材であればそれだけでOKということではありません。無垢材の本棚を設計する際に気をつけるべき点は以下2つです。

棚板の幅は広くても800mmにおさえる

無垢材の強度にも限度はあります。幅が広すぎると本の重みに耐えられなくなり、将来的に棚板がたわんでしまう恐れがあります。そのため、800mmを超える場合は仕切り板を設けるようにします。

搬入を考えたサイズに分割する

小さい本棚であれば気にする必要はありませんが、壁面に設置するような大きい本棚にする場合は、搬入のこを考えて分割で製作し、現場で組み立てる必要があります。搬入経路にもよりますが、幅1800mm、高さ1800mmを超えるサイズのものについては分割することを考えます。

その他には、背板をつけるかつけないか、棚を固定にするか可動にするかなどの仕様も決めていくことになります。ソリウッドで本棚を製作する場合はこれらの仕様についてもご要望に応じて対応することが出来ます。本棚をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。

今日の最後は、本棚について書かれた本を紹介した過去のブログエントリーを紹介します。

マイクロソフト日本法人の社長を務め、現在では「HONZ」という書評サイトの代表をしている成毛眞さんが書いた「本棚にもルールがある」という本です。

「本棚にもルールがある」本棚が欲しくなる本

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