2015.09.02

高橋三太郎展が北海道で開催されています【No.1298】

ソリウッドでも扱っているisu-worksさんの椅子は、すべて高橋三太郎さんという木工家がデザインしています。その高橋三太郎さんの個展が9月1日から始まっています。場所は北海道近代美術館です・・・。私自身も是非とも現地に駆けつけてこの展示会を堪能したいところなんですが、場所が北海道だけになかなか予定がたちません。12月6日まで開催されているとのことですので、札幌近郊にお住まいのかた、お仕事や所用で札幌までお出掛けの方はぜひ立ち寄ってみてください。

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高橋三太郎さんは、名古屋に生まれ、建築を学ぶために札幌に行き、在学中の1971年世界放浪の旅に出ます。ヨーロッパやアメリカなどを巡り、そのなかで「木をやろう」と決意し、帰国したそうです。それ以来、独学で木工をはじめ、1982年に札幌に工房を設立したそうです。それ以来、自ら手を動かし家具をつくるとともに、公共施設におかれる椅子のデザインなど仕事の幅を広げてきました。数年前からはじめた山上木工さんとタッグを組んだプロジェクトisu-worksはまさに三太郎さんの集大成といえるものといえるものでしょう。

こちらの個展では、広い空間に高橋三太郎さんの代表的なチェア、ベンチ、スツールなどが数多く展示されているようです。展示されている椅子には実際に座ることも出来るようです。(一部の椅子を除く)

高橋三太郎展については、山上木工さんのブログでも紹介されています。ソリウッドのメンバーは現地に行けていないので、現地の様子はそちらをご覧ください。

高橋三太郎展in北海道近代美術館(YAMAGAMI MOKKO OFFICIAL WEB)

ソリウッドでは、高橋三太郎さんの椅子を長年扱っています。中心は数年前からはじまったisu-worksの椅子達です。現在は、isu-worksシリーズ全13点を展示し、注文を受けています。

その中で、私がオススメする椅子を紹介したいと思います。

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LOGチェアです。上の写真はナラ材で製作された板座のLOGチェアです。最大の特徴は背の部分です。多くの椅子は背の部分は横に板を渡すデザインが多いですが、このLOGチェアは縦に板2枚を配置されています。横からのフォルムが特徴的でかっこいいです。このフォルムだけみると、座り心地を心配される方もいらっしゃるかもしれません。一度、座って頂くとそれが杞憂だということがわかってもらえるほど、座り心地もいいんです。背板が腰の上までしっかり支えられるので、しっかりホールド感があります。isu-worksのGシリーズはコンパクトなサイズのシリーズですが、このLOGチェアはシリーズの中でもゆったり座われて、サイズも大きく感じるほどです。

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ウォールナット材のLOGチェアを4脚納品した際の写真です。このように複数セットしてもテーブルとしっかりと馴染み、かっこいいです。

吉祥寺ショールームには、メープル材のLOGチェアが展示してあります。ぜひこの椅子の座り心地を体験してみてください。

さて、今日はもうひとつ告知をさせて頂こうと思います。ソリウッド木工教室の基礎1年コースの募集が始まっています。現在募集しているのは10月スタートのクラスです。すでにお申し込み頂いている方が増えており、定員の残りがわずかになっています。ご興味のある方はお早めに資料請求して頂き、募集要項、申込書類を取り寄せてみてください。

10月スタート木工教室の生徒募集をはじめます

賢木@吉祥寺

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