2014.10.05

無垢材で作るテレビボード

ソリウッドでは、オーダーでテレビボードを製作しています。これまで製作したテレビボードの多くは、引出しや扉などがないシンプルなオープン棚のものです。

最近、製作して納品したウォールナット材のテレビボードです。ダイニングチェアに座ってテレビを見る位置に置くので、高さは６００mmとテレビボードとしては高めです。下段には、A４サイズの書類が縦に収容できるファイルが入るようになっています。上段にはデッキ類が納まります。

全体のカタチは至ってシンプルですが、お客様の用途に合わせたサイズで製作致します。では、どのようにオーダーできるのかをみていきたいと思います。

まずは、サイズと全体のイメージ、決まっている場合は樹種をお知らせください。オープン棚のテレビボードは、サイズと樹種で価格が決まります。樹種については、タモ、ナラ、ウォールナット、チェリー、メープルが定番といえる樹種です。価格的には、安い順に、タモ→メープル＆ウォールナット→ナラ→チェリーになります。樹種によって価格は異なりますが、この価格差は単純に木の質の違いではないということは頭に入れておいて頂きたいと思います。一番安いタモ材でも強度は十分です。結局は、色味と肌触りの違いが一番大きい違いになります。

ソリウッドで製作するテレビボードで人気があるのは、やはりダイニングテーブル同様にウォールナット材です。本棚になるとタモ材が最も多く製作する樹種になります。

少し話がずれましたが、オーダーの手順に戻ります。ご希望を承りましたら、こちらで見積り図面と見積金額を算出して提案致します。

見積りと一緒にだすのが、こちらの見積図面になります。こちらの図面では、全体のイメージとそれぞれの寸法をごご確認頂きます。図面と見積り金額をご確認頂き、先に進めるようでしたら詳細仕様を相談して決めていきます。

この段階で契約書類である注文管理伝票を作成します。内金のご入金をもって、ご注文が成立となります。

最後に、提案した図面と製作＆納品した際の写真をご覧頂きます。

こちらは神社の鳥居を縦に縮めたようなカタチをしたテレビボードです。樹種はタモ材になります。側板が内側についているので全体の印象は軽やかになります。

こちらもタモ材で製作したテレビボードです。コーナーに設置するために角をカットしています。なるべくデッドスペースをなくそうと試みたデザインです。

これまでは、全面に扉や背面に背板がないオープン棚の事例を紹介しましたが、最後に引出しがついたテレビボードを紹介します。こちらのテレビボードはナラ材で製作しています。下段の引出しはCDやDVDが収納できるサイズになっています。CDやDVDを収納するとそれなりの重量になります。引出しの中身が多くなることが想定される場合はスライドレールを使用するのが良いと考えています。引き出すのがスムーズになりますし、重みによる狂いを軽減することが出来ます。

吉祥寺ショールームには、ここで紹介したような図面と納品写真をセットにした事例集を用意しています。ここで紹介したもの意外のテレビボード事例を収録しています。無垢材のテレビボードをお考えの方はぜひ参考にして頂きたいと思います。

賢木＠吉祥寺

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