2019.05.14

【No.2604】ミズキの木に大量発生しているキアシドクガの幼虫。

新緑が綺麗な時期もひと段落した感じがある相模湖工房周辺です。ついこの間まで見通しが良かった場所もあっという間に木々に葉がつき茂ってきました。そんな中、「あれ?この木枯れている?」と思う木があります。

ミズキの木です。

ミズキは雑木林と呼ばれるようなところにもよく生えている木です。

つい先日までは緑だったのですが…

原因は毛虫です。

ミズキにつくキアシドクガという蛾の幼虫(毛虫)が大量に発生しています。

去年もすごい量だったのですが、今年もすごい量の毛虫が…

毛虫の画像は貼るのを自粛します。苦手な人は卒倒しそうな勢いで工房の壁などにへばりついています。ミズキがある場所から工房までの道のりにもたくさんの毛虫が歩いています。

数年前から近辺で大量発生しているようです。相模原市にある相模原市立博物館のブログによると今年は大発生していないようです。5年続いた大発生が今年は無いと書かれています。

ですが、相模湖工房では去年よりも多いかもしれない量の毛虫が発生しています。

キアシドクガは”ドクガ”という名前がついていますが、毒は持っていません。特に害があるガではないのですが、この大量発生する毛虫はちょっと勘弁してもらいたいです。

で、このキアシドクガですがガになると白くて一見蝶々に見えるんです。ひらひらとミズキの周りを飛ぶ姿はちょっと幻想的です。

ですが、毛虫の大量発生は勘弁してもらいたいです。来年には終息することを願います。

さらに、実は私の自宅近くにもミズキの木があるのです。

工房から自宅までは歩いて通える距離ですので…

当然、キアシドクガの毛虫が大発生しています。

GW中に一泊旅行をして帰って来たら、家の北側の壁一面に毛虫がついていたのです。

実は去年もたくさん発生していたんです。でも、まだ家が完成してなかったので。ちょくちょく様子を見に行っていた私は基礎の部分に張り付いている大量の毛虫に気がついていました。でも、すぐに蛾になっていなくなるので特に妻には言ってなかったんです。

なので、壁一面に張り付いた大量の毛虫=”田舎暮らしの洗礼”を浴びてちょっとショックを受けている様子でした。はじめはキャーキャー言っていましたが、その数が半端ないのでそのうちに踏み潰しても平気な顔をするようになりました。こうして人間は強くなっていくのです。

ミズキは家具用材として使われることはないです。そんなに大きく成長する木ではないので、製材して幅の広い木をとることができないのが大きな要因だと思います。

というわけで今日のブログは相模湖工房周辺で大量発生しているキアシドクガについて描いてみました。

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