2018.01.29

家具の裏にフェルトを貼ると床を傷つけずにスムーズに動かすことができます。【No.2178】

先週の雪も残っているところが多いです。それだけ気温が上がっていないということなんですかね。相模湖工房近くの私の家では朝は水道が凍ってしまいます。洗面所とトイレは凍らないのでなんとか生活はできていますが… お風呂のシャワーや台所の水道は水が出ません。

さて、昨日のブログエントリーで賢木@吉祥寺がテーブルや椅子の脚裏に貼るフェルトについて触れています。ソリウッドでは、家具をお買い上げの方には脚裏に貼るためのフェルトを差し上げています。設置場所がフローリングの場合はこのフェルトを貼ると床をキズつけずにスムーズにテーブルや椅子を動かすことができるのです。なので、掃除でちょっとテーブルを動かしたいという時でも持ち上げずに押してもらえれば動かすことが出来る訳です。実際にどんなものかというと

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こんな感じのものです。

フェルトの裏の糊がついているので簡単に貼ることができます。(剥がすのは結構大変です。) 脚裏の形状に合わせてカットしておくので、ひっくり返して脚裏にシールを貼る要領で貼れば良いだけです。ソリウッドで使用しているのは接着剤でおなじみのセメダイン社のフットタックという商品です。

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ハサミやカッターで切ることができます。裏にメモリが印刷されているのでそれに合わせてカットできます。椅子の場合は動かす頻度が多いので、そのうちに剥がれてしまいます。剥がれてしまったら同様の物がホームセンターなどで売られていると思うので購入して貼っていただければと思います。脚にかぶせるゴム状のものとかも売られていますよね。かぶせるタイプは剥がれることがないのでずっと使用しようできると思いますが、見た目的にダサくなってしまいますよね。脚裏に貼るフェルトなら見た目は変わらずに良いのですが、剥がれたり、擦り切れたりしてしまいます。椅子の場合は脚の裏に叩き込んで使うタイプのものも売られています。もし、剥がれたり擦り切れたりするのが面倒と感じる方はこうした叩き込みタイプも検討してみると良いかもしれません。

設置場所がフローリングではなくて絨毯やカーペットの場合は、メリットがないのでフェルトは貼らなくていいです。

脚裏に貼るフェルトは床を傷つけないようにする以外にもう一つ使い道があります。それはガタツキ防止です。床は必ずしも平面になっている訳ではありません。特に木造住宅の場合はねじれていたりすることが多々あります。無垢材のフローリングの場合は多少の反りもあるので高い部分低い部分が出てきます。そうした床であってもフェルトを貼れば厚みが数mmあるので段差を吸収してしまうことがあります。

宮崎椅子製作所のUUチェアは脚裏にフェルトが貼ってあるのがデフォルトになっています。宮崎椅子製作所の椅子でもUUチェア以外の椅子にはフェルトは貼られていません。(ソリウッドで取り扱っていない椅子に関しては調査していません。) なぜUUチェアだけデフォルトでフェルトが貼ってあるのかは分かりません。
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こちらがUUチェアの脚裏に貼られているフェルト。ソリウッドで使用しているのとは色が違いますが、機能は同様です。

脚裏が四角い形だとフェルトを切るのも楽なのでいいのですが、円形だとちょっとカットするのが面倒です。フェルトなので柔らかくて厚みがあるので曲線は綺麗に切ることができません。なので、円は綺麗にはカットできていませんが、貼ってしまえば見えなくなるので許してください。

というわけで今日はソリウッドの家具を購入された方に差し上げている脚裏用のフェルトについて書きました。他社製品をお使いで床に傷をつけたくない方、ある程度重たいものでも引きずってスムーズに動かしたい方は同様のフェルトを購入して試してみていただければと思います。

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