2018.05.08

ファブリック選びは迷うけど楽しい。【No.2277】

椅子を選ぶ際には決めることが結構あります。その中で一番迷うのがファブリック選びではないかと思います。椅子の座面は板座面と布や革が張られた座面のどちらかであることが多いです。ソリウッドで取り扱う椅子ではISU-WORKSブランドの椅子で板座面とファブリック張り座面のどちらかを選択できる椅子があります。(一部モデルでは板座面を選択できません。) 宮崎椅子製作所の椅子はファブリック張りの椅子が多いです。板座面かファブリック座面かを選択できる椅子はほとんどありません。でも、ソリウッドでも扱いのあるLUNAチェアは板座面を選択することができます。またboチェアは板座面のみの設定になっています。いのうえアソシエーツのAwazaチェアは、ソリウッドが扱っているモデルに関してはファブリック張りの座面のみの設定です。

板座面にするかファブリック座面にするかは両方のメリットデメリットを考慮した上でお客様のライフスタイルや価値観にあった方が選択するのが良いです。板座面のメリットは、見た目がスッキリしている、張り替える必要がない、夏場でも暑くなく不快感が少ないなどです。デメリットは、硬いので長時間座るとお尻が痛くなる点です。あと若干ではありますが、重くなることもあります。

ファブリック張り座面のメリットは、ファブリックの下にクッション性の素材が入っているので柔らかい点です。(柔らかさは椅子によって違います。) デメリットは、毎日座っている椅子はいずれ張り替える必要がある点です。何年で張り替えが必要かをはっきりと述べることはできませんが、5~10年のうちに張り替える必要が生じるケースが多いようです。選択したファブリックによっても耐久性は変わりますし、使用の仕方によってもすり減り方は全然違います。どちらにしても使用していればいずれ擦り切れたりして張り替える必要が生じてしまいます。張り替えとなると費用が掛かります。

一般的にはファブリック張りの椅子の方が多いので、ファブリック張りの椅子を使用している方のほうが多いと思います。ソリウッドでも板座面を選択できるモデルは限られていますが、板座面を選択される方も結構いらっしゃいます。無垢材の他の家具との組み合わせや木が好きな方が多いというのがその理由かと考えられます。

でも、座り心地を考えるとやっぱりファブリック張りの椅子を選択されるほうが無難です。

選べるファブリックは椅子メーカーによって違います。一番選択肢が多いのが宮崎椅子製作所の椅子です。選ぶのに迷ってしまうくらい種類が豊富です。また、選択できるファブリックに良いものが多いです。そこに宮崎椅子製作所さんのこだわりを感じます。膨大にある生地からファブリックを選ぶのも結構大変な作業です。他のメーカーでは選べない生地も多数あるので、相当力を入れてファブリックをチョイスしているはずです。

宮崎椅子製作所のファブリックで私自身もオススメでかつソリウッドで受注数の多いのが、HOLLY 1 PLAINシリーズです。他の販売店での傾向は分かりませんが、ソリウッドではこの生地を選択される方が多いです。

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HOLLY 1 PLAINシリーズは楕円ドッド柄が特徴です。ぽってりとした感じもいいですね。厚めの生地なので温かい雰囲気を醸し出してくれます。HOLLY 1 PLAINシリーズには4色がラインナップされています。上の写真は茶色です。ほかにも淡いグレー、ブルー、ブラックがあります。

art.8104シリーズは爽やかな印象の布生地です。
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art.8104シリーズは9色が用意されています。写真に写っている赤や青、黄色が人気あります。爽やかなファブリックが良い方はこちらのart.8104シリーズがオススメです。

他のメーカーのファブリックなども機会があれば紹介していこうと思います。ファブリック選びは椅子選びにおいて楽しいことですのでぜひ見本帳を眺めながらああでもないこうでもないと楽しんでみてください。

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