2017.03.09

ショールームに展示しているウォールナットの耳つきテーブル用板はこれだ【No.1852】

ウォールナット材の耳つきテーブルは、4辺が直線でカットされているストレートカットテーブルでも人気のあるウォールナット材の問い合わせが多いです。ここ最近、あまりよい板の在庫がなく、提案出来ない状態にあったのですが、少し前からちょくちょくと板を購入し、現在では3セットの2枚はぎ耳つきテーブルが製作できる板が吉祥寺ショールームに展示しています。

ウォールナット材の人気の理由のは、何とも言えない濃い茶褐色の色味とオイル仕上げにした際の肌感触の良さだと思っています。ウォールナット材はブラックウォールナットというのが正式名称になり、その名の通り黒に近い色味をもともと持っています。製材した直後で何も塗っていない状態だと、グレーぽい茶褐色ですが、オイルなどの水分を浸透させると着色では表現するのが難しい独特の色味に変わります。家具完成後には、日が経つにつれ色がやや薄くなり、赤茶色っぽい感じになっていきます。ウォールナット材に関して「色が濃いまま変わらないウォールナット材はありますか?」聞かれることはありますが、残念ながら少し赤みがでるような感じで、全体的には薄くなった印象になってきます。さらにウォールナット材の樹皮に近い部分10cm程度は、極端に色味が薄く白っぽい褐色をしています。これを白太と呼んでいます。ウォールナット材の耳つきテーブルの場合、必ず白太が入ることになります。そのため、白太のないストレートカットテーブルと白太がある耳つきテーブルを比べると、少し違った印象になります。

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仕上がったウォールナット材の耳つきテーブルはこのように、両端の色味が薄くなります。

さて、吉祥寺ショールームに展示してある3セットの板はテーブルにした際の最大サイズが異なります。

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こちらのW76は最大でW1400とやや小さめの耳つき2枚はぎテーブルになります。特徴としては左右それぞれの板の中央部分に大きな節があります。これがこのテーブルの最大の特徴だと思います。節に関してはマイナスと捉える方もいらっしゃいますが、割れていたり、抜け落ちてしまっている部分はウレタン樹脂で埋める作業をしてあげれば平滑に仕上がりますのでテーブルとしてのマイナス点はなくなります。見た目的には、唯一無二な感じが増しますし、節の付近には複雑な模様が表れることが多いです。比較的小さなテーブルでかつ、印象的な見た目のテーブルをお探しの方にはもってこいの板だと思います。価格的にも262,440円(消費税込み)とウォールナットの2枚はぎで考えるとお求めやすい価格になっています。最近ではウォールナット材の価格は高騰しており、以前ではこれより安い価格で提供出来るものもありましたが、現在の原材料価格では、安くても30万前後にはなってしまうと思います。

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こちらのW88は最大でW1700までがとれます。もちろんW1500程度がご希望であればそのサイズでお作りすることが可能です。こちらの板でテーブルを製作した場合、価格は300,240円(消費税込み)となります。こちらの価格には、4つのタイプから選べる4本脚が含まれた金額になります。また、送料に関しても、東京・神奈川・千葉・埼玉への納品であれば送料・搬入設置料はサービス(無料)とさせて頂きます。その他の地域にも送ることが出来ます。送料の一部を負担頂くかたちになりますので、詳細はお問い合わせください。

このW88は奥行きを850mmとるとなると先ほど説明した白太の部分が中央に一部入るカタチになりそうです。中央部分に白太が入るのは見た目の違いであり、品質や強度には影響はありません。ウォールナットの色味は落ち着いているので少し暗すぎるということであれば耳の部分や中央部分に白太があるほうが幾分明るくなるかと思います。

ウォールナットの耳つきテーブルをお探しの方はぜひ一度ご覧頂きたいと思います。

賢木@吉祥寺

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