2017.01.01

2017年にオススメの耳つきテーブルの樹種はこれだ!【No.1785】

謹賀新年!あけましておめでとうございます。今日から2017年がスタートしました。今年も多くの方に満足頂けるような家具作りに励んでいきたいと思います。このブログも引き続き毎日更新を続けていく予定です。もちろん、今年も無垢材テーブルや椅子、木について我々が知っていることや考えていることを多くの方に知って頂けるよう発信していきます。

2016年はこれまでウォールナット材の人気が頭ひとつ抜けていた感じがしましたが、同じ北米産のブラックチェリー材の注文数が2016年後半は多く、伸びてきた感があります。特に後半はチェリー材の耳つきテーブルを頻繁に製作していたような気がします。チェリー材は、最近原材料の価格が上がり、良質な材の確保が難しくなっているウォールナット材に比べると価格が安定しており、欲しい材が比較的欲しい価格で手にいれることが出来る状況です。おそらく2017年の前半はこの状態が続くのではないかと思います。現在吉祥寺ショールームには3枚はぎでW2000×D900の大きさがとれる耳つきテーブルが製作できる板が展示しています。

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真ん中の板は少し幅が広いので堂々とした印象の天板になるかと思います。両端に配置している板も元々は1枚の同じ板でした。乾燥の工程で大きく割れてしまったので、割れた部分をカットして2枚の板にして両端に配置することにしました。木材が割れてしまうことはよくあることで、こうした処置をすることでなるべく無駄をなくすことも必要です。3枚となった板も同じ丸太からとれた板ですので、色味は整っているので、統一感のある天板になると思います。

上の写真にある色が濃くなっている部分は、現状で削っていない部分です。今の状態でここも削ってしまうと、少し板が動いたりすると、仕上がりの板厚が薄くなってしまう恐れがあります。ですので、現状では無理をせずあえて残しているわけです。色が濃く見えているのは、製材した後、割れや反りなどの狂いを少なくするために表面にボンドを塗って狂いを少なくさせることがあります。削っていないのでそれが残っているということになります。

2017年、個人的に推していきたいのは国産広葉樹の代表格でもあるカバ材です。カバは昔から家具などに使われてきており、材質は固く、均等です。乾燥についても比較的に容易に乾燥させることが可能です。カバ材の特徴は、中心部分の赤身の強い部分と外側の白っぽい部分の色味の差が明瞭な点です。他の樹種でも、中心部分の色味が濃く、外側が白っぽい色味をしていることはよくありますが、カバ材の場合は、白い部分の幅が広く、幅が広いものではその板の半分ぐらいの面積を占めることもあります。

ウォールナットやチェリーなどに比べると流通量が少なく、どの家具屋さんでも取り扱っているという樹種ではないので、馴染みな少ないかと思います。でも、先ほど述べたように材質は全く問題ありませんし、表情豊かで個性的な耳つきテーブルが出来ます。現在、吉祥寺ショールームには4台のカバ材テーブルの天板が製作出来る板があります。板によってとれるサイズに違いがありますが、どれもキレイで明るい印象のテーブルになると思います。

その中の1台がこちら

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K65テーブルです。板の端には縮み杢というシワがよったような模様がキレイに出ています。この部分はオイルなどを塗って仕上げるとキラキラと光るような面白い木目となります。2枚はぎで幅もしっかりととれます。また、同じ丸太からとれた上下の板を使用していますので、いわゆるブックマッチと呼ばれる左右対称に近い木目が現れます。

床が明るめで、少し落ち着いた色味のテーブルが欲しいけど、ウォールナット材のようなこげ茶は行き過ぎだし、チェリーの全体に赤身のあるものは少し違和感があるといった場合、カバ材は非常にオススメです。トチ材やクリ材などの明るめの色味のテーブルを検討されている方は、ぜひカバ材も検討の1つにいれてみて頂けると有り難いです。

賢木@吉祥寺

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