2016.12.28

無垢材テーブルを比較検討する際に注目すべきポイント【No.1781】

無垢材テーブルをお探しのかたはまず木の種類やテーブルのデザインといったところから探す方がほとんどだろうと思います。まずは、Googleなどの検索エンジンで「希望の樹種 無垢材テーブル」などのキーワードで探す方も多いでしょう。検索の結果、好みのものをいくつかピックアップしてさらに調べ、比較検討するというプロセスをたどる方も多いと思います。ネットの情報だけでは不十分なので、実際の店舗を訪問して検討される方もいらっしゃると思います。

 

いくつかの家具屋さんを調べてみると、同じ樹種のテーブルで、見た目は似ていても価格に違いがあったり、構造的に全然違うものがあったりします。中には詳細な説明なしで、価格だけ表記しているなんてこともあります。

 

そこで、一見すると同じように見えるテーブルでも、どういったところを見比べればいいのか、どういったポイントをみるべきなのかを私なりにまとめてみます。

 

テーブルの違いは天板の裏にある

無垢材のテーブルはいまやいろんな家具工房が製作をしていて、いろんな家具屋さんで販売がされています。そんななかで、しかっりとしたものを選びたいと思っている方がほとんどでしょう。無垢材テーブルは、天然の木材を使用していますので、木目などはひとつひとつ違いがでます。でも、同じ種類の木材であればある程度仕上がりは想定できます。オーダーを受けてから製作する場合も多く、店舗でみたテーブルの木目とは違うものを購入することがほとんですので、細かな木目などは納品のときにわかる場合が多いと思います。ですので、木目という見た目で選んでしまうと、当然同じ木目のものが届くわけではありませんので、こんなはずじゃなかったといった後悔の念が生じることにもなりかねません。

 

そこで、見た目の問題よりは、もう少し踏み込んだ内容で比較検討をされるの良いと考えています。無垢材テーブルで作り手による違いが出やすいのが、天板の裏側です。天板の裏側と聞くだけでは、木材なので、裏も表も同じだと思われがちですが、ここでは木材の裏側ではなくテーブル天板の裏側に着目してみます。

 

実は、天板の裏側は作り手(メーカー)の違いが最も顕著に現れる部位でもあります。それは、作り手が考えていることが如実に影響があるからです。無垢材テーブルの天板の裏をチェックするポイントを2つ挙げてみます。

 

ひとつは、天板と脚がどうのようについているのか?という点です。天板と脚がどのようについているのかを確認する理由は、天板と脚の付け方がぐらつきや将来的な利便性に大きく影響をしているからです。天板と脚が、一本の脚につき複数のボルトでとまっていれば、ぐらつきなどが起こりにくいと考えます。よくあるタイプとして、脚の先にネジがついていて天板裏にねじ込むというものがありますが、しばらく使っていると少し緩みがでてガタつきの原因となる場合があります。緩んだ場合、再度ねじ込めば一時的に解決となりますが、しばらくするとまた緩んでくる可能性が高いです。

 

天板と脚が簡単に外せるか、また何度も組み立てることが可能かというのも、チェックしておきたいポイントです。中には一度組み立ててしまうと、再度組み直すのが難しいというテーブルもあります。はじめからそこにずっと置くことがわかっている場合はそれでも問題ないですが、将来的に置く場所を変えるとか、引っ越しをする可能性がある場合は避けたほうがよいでしょう。

 

ソリウッドでは、プレート付けという方法で天板と脚を取り付けています。この方法を採用している家具メーカーは多くないと思います。

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ですが、機能面を考えると非常に有能で、取り外し、組立てが用意に出来る、1つの脚につき4箇所以上をボルトで固定が出来る、様々なデザインの脚に対応が出来るというメリットがあります。デメリットは、せっかくの木の天板なので、金属は使いたくないという方もいらっしゃいますが、この方法ではそのニーズにお応えすることが出来ません。

 

続く

 

賢木@吉祥寺

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