2016.01.07

チェリー材のテーブルと椅子のコーディネート例【No.1425】

年末に実施した無垢材選び方講座年末スペシャル テーブルメンテナンス講座では、参加頂いた方より「メンテナンス後は見た目も肌触りも明らかに違う」、「思いきってヤスリをかけて良いんですね」といった声を頂きました。オイル仕上げのテーブルはメンテナンスが心配という方もいらっしゃいますが、実践したところを見て頂くとご利用後のイメージがしやすくなると思います。こういった内容の講座も今後は増やしていきたいと思っています。

さて、仕上げと共にテーブルを選ぶ際に皆様が気にすることの1つとして、テーブルと椅子、ベンチなどのコーディネートの心配です。そこで今日はチェリー材のテーブルを選んだ方のコーディネート例を紹介します。

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テーブルに椅子2脚とベンチ1台の組み合わせで納品しました。ソリウッドでご注文される方に多い組み合わせでもあります。椅子とベンチはテーブルと同じチェリー材です。椅子は2脚ですが、それぞれデザインが違います。写真の向かって左側がisu-worksのMEGチェアでオレンジ色のレザーで、右側が宮崎椅子製作所のboチェアです。boチェアのほうは、座面も無垢チェリー材の板座になっています。レザーの色もチェリー材と同系の色なので統一感のあるコーディネートになっています。

去年の年末に納品させて頂いたこちらのダイニングセットもチェリー材の耳つきテーブル×チェリー材のチェア2脚×ベンチ1台の組み合わせです。椅子はisu-worksのHUGチェアとMAGチェアです。いずれもコンパクトでありながらしっかりとしたかけ心地で人気のある椅子です。2つともチェリー材の板座です。Isu-worksのGシリーズは、上記のHUGチェア、MEGチェアの他に4種類のデザインがあります。背にもウレタンが張ってあるタイプのMEGチェア以外は板座が選択出来ます。こちらの板材は無垢材を接ぎ合わせて1枚の板にしてそれを板座にするのではなく5枚の板を隙間をあけて並べています。板座の椅子は座面も無垢材なので重くなりがちですがこちらのGシリーズの椅子が板座でもそこまで重さを感じません。そのあたりも人気の要因になっていると思います。

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こちらはチェリー材のストレートカットテーブルに椅子4脚を組み合わせた事例です。椅子はisu-wroksのLENチェアとRINチェアを2脚づつになっています。2脚ともisu-worksのNシリーズにラインナップされている椅子です。LENチェアのほうは、先ほど紹介したGシリーズの板座と同様に複数の板を隙間をあけて並べているタイプの板座です。RINチェアのほうはオレンジ色のレザーになります。Nシリーズの椅子は幅が500mm程度で、Gシリーズと比べると幅が広い分ゆったりと座ることが出来ます。W1500のテーブルであればこれぐらいの大きなの椅子2脚を並べて配置することが可能です。

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最後に紹介するのは、同じデザインの椅子4脚を組み合わせた事例です。椅子のデザインは宮崎椅子製作所のHakuチェアで統一されていますが、椅子の材はチェリー材でなくブナ材で製作されています。ブナ材はチェリー材にくらべやや明るく薄いピンクっぽい色味をしています。チェリー材も出来た当初は色が薄いので同じような色味をしていますが、徐々に濃くなります。濃くなってくるともう少しテーブルと椅子の色味でコントラストがついてくると思います。こちらのHakuチェアは黄緑色のファブリックになりますが、同じものは残念ながら廃盤となってしまっているので現在では受注が出来なくなっています。ですが、近い色味のファブリックは選んで頂くことが出来ます。床材もテーブルと同じ材の場合はファブリックで鮮やかな色を選択するとピリッと引き締まった印象を与えます。

最近では、椅子のデザインをばらけさせてご注文頂くケースが多いです。最近のトレンドともいえると思いますが、椅子の座り心地は人それぞれ感じ方が違いますし、デザインをかえて配置することで独特な印象になります。少し変化があったほうが却って落ち着く空間になることが沢山あります。ぜひ納品事例を参考にご自身のコーディネートを楽しんでみてください。

賢木@吉祥寺

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